Crunchbaseは、スタートアップや企業に関する公開情報を集めたデータベースとして、世界でも屈指の充実度を誇ります。資金調達ラウンド、従業員数、業界、投資家、創業者名など、知りたい情報がひと通りそろっています。ところが、そのデータを実際にスプレッドシートへ落とし込もうとすると、多くの営業担当者が同じ壁にぶつかります。フィルターをかけて、クリックして、コピーして、貼り付けて、また繰り返す……気づけば心が折れそうになる、そんな作業です。
悩みの核心はシンプルです。Crunchbaseなら企業をいくらでも探せますが、少しまとまった件数をエクスポートしようとした瞬間に、有料の壁が立ちはだかります。フォーラムでは、数千件のレコードをダウンロードするだけで数百ドル、時には数千ドルを請求されたという不満が頻繁に見られます。Redditのあるユーザーは「Crunchbaseに5,000社をエクスポートするだけで500ドル請求された」と率直に書いていました。
Thunderbitでは、このボトルネックをどう解消するかを長く考えてきました。Crunchbaseの高品質な企業データを、予算を圧迫せず、Pythonを学ばなくても自分の業務フローに組み込むにはどうすればいいのか。本ガイドでは、ノーコードのAIツールから開発者向けスクリプトまで、実用的な4つの方法を紹介し、抽出から営業アプローチまでの流れを一気通貫で解説します。Proプランは不要です。
Crunchbaseとは? なぜリード獲得の宝庫なのか?

Crunchbaseは、上場・非上場を問わず、企業の財務情報、資金調達履歴、経営陣、業界データを集約した最大級の公開データベースです。Pro製品だけでもをカバーし、を行い、さらに400以上のアルゴリズムで日々データを検証しています。
B2B営業やオペレーション部門にとって、取得できる項目はまさに“お宝リスト”です。
- 会社名、説明、Webサイト、本社所在地、郵便番号
- 業界、業界グループ
- 推定売上レンジ、稼働状況、設立日
- 資金調達ラウンド、累計調達額、直近の調達日、直近の調達タイプ、企業評価額
- 従業員数、採用活動の有無
- 経営陣・創業者、投資家、主要投資家
- M&A、IPO状況、技術スタック、SNSリンク
- 連絡用メールアドレス、電話番号(取得可能な場合)
Crunchbaseのでは、調達ステージ、所在地、業界、従業員数など、数多くの条件で絞り込みが可能です。問題は、無料アカウントではという制限があることです。有料プランで閲覧範囲は広がりますが、エクスポート数には依然として上限があります。CSVダウンロードは1回あたり1,000行まで、までです。さらに、。
だからこそ、多くのチームがCrunchbaseを大規模にスクレイピングしてリード獲得に活用しようと考えるのです。
ProプランなしでCrunchbaseからリードを抽出する理由
コストの問題は現実的です。Crunchbase Proは月から、Businessは1ユーザーあたり月$99前後、Enterprise APIは個別見積もりです。などの調達系ソースによると、契約金額は会社規模やパッケージ次第で$1,000から$150,000まで幅があり、しています。個人の営業担当、小規模チーム、代理店にとっては、リードリストを作るためだけにこの金額を払うのはかなり重い負担です。
では、Crunchbaseをリード獲得に使う価値はどこにあるのでしょうか?
| ユースケース | 必要な主なデータ項目 |
|---|---|
| ターゲットを絞ったリードリスト作成(例:「SaaS、シリーズA、米国」) | 会社名、Webサイト、調達情報、業界、本社 |
| 迅速なアプローチのための新規資金調達ラウンド監視 | 直近の調達日、調達額、調達タイプ、投資家 |
| 競合分析・市場マッピング | 業界、従業員数、売上レンジ、技術スタック |
| CRMデータへの企業情報付加 | Webサイト、本社、従業員数、調達状況、稼働状況 |
狙いを定めたCrunchbaseのリストがあれば、数時間の準備だけで、何週間分もの営業活動を回せます。Crunchbase自身の事例でも、や、といった成果が紹介されています。提供元の実績ではありますが、営業チームが資金調達や成長シグナルを重視する理由をよく表しています。
Crunchbaseからリードを抽出する4つの方法:自分に合う手段を選ぼう
チームによって事情はさまざまです。以下の比較表で、最適な方法を素早く見極めてください。

| 方法 | 必要な技術レベル | 費用 | 件数(1セッション) | 準備時間 | 保守負担 |
|---|---|---|---|---|---|
| Crunchbase 標準エクスポート | なし | Proプラン(約$49/月〜) | 最大1,000〜5,000件(工夫次第) | 数分 | なし |
| Thunderbit(AI搭載Chrome拡張) | なし | 無料枠 + クレジット制 | 無制限(ページ送り対応) | 約2分 | なし(AIが自動適応) |
| Python + Requests/Puppeteer | 上級 | 無料(開発工数は別) | 無制限 | 数時間 | 高い(対ボット対策の変更対応が必要) |
| Crunchbase公式API | 中級 | 年間約$10K〜(個別契約) | プランにより変動 | 中程度 | 低い |
手早いおすすめ: 非エンジニアの営業担当なら、まずは方法2(Thunderbit)から始めるのが最適です。社内に開発者がいて、大量処理が必要なら方法3(Python)も検討できます。予算に余裕があり、正式なライセンス付きアクセスが必要なら方法4(API)が有力です。すでにCrunchbase Proを契約していて、少量をすぐ取り出したいだけなら方法1で十分です。
方法1:Crunchbaseの標準エクスポート(Proプランの活用術)
すでにCrunchbase ProまたはBusinessを契約しているなら、内蔵のエクスポート機能が最も手っ取り早い方法です。ただし、制限は残っています。うまく使い切るコツを見ていきましょう。

標準エクスポート
条件で絞り込んだ検索を実行し、「Export to CSV」をクリックします。1回のダウンロードで最大1,000行まで取得できます。Proアカウントはまで、Businessは月5,000行までです。
並べ替えを使ったエクスポート術(最大約2,000件)
- フィルターを設定して検索を実行します(例:「SaaS、シリーズA、アメリカ」)。
- 会社名をA→Zで並べ替えて、最初の1,000行をエクスポートします。
- 次にZ→Aで並べ替えて、残りの1,000行をエクスポートします。
- 2つのCSVを結合し、重複を削除します。
これはCrunchbaseの正式機能ではなく、コミュニティで広まった回避策です。手間はかかりますが、1回の検索で得られる件数をおおむね2倍にできます。
除外リストを使う方法(最大約5,000件超)
- 保存済みリスト(List 1)を作成し、最初の1,000件を追加します。
- 同じ検索を再度実行し、CrunchbaseのでList 1を除外します。
- 次の1,000件をList 2としてエクスポートし、List 3〜5でも繰り返します。
- すべてのリストを統合します。
さらに手作業が増え、壊れやすい方法ですが、数千件上乗せしたいチームでは今でも使われています。
この方法の限界
標準エクスポートには有料プランが必要で、件数上限もあり、手作業もかなり多くなります。自動化も、データの補完も、継続的なリード獲得に向けた拡張性もありません。より多くの件数や、再現性のあるワークフローが必要なら、次の方法のほうが有利です。
方法2:ThunderbitでCrunchbaseからリードを抽出する(ノーコード、AI対応)
これは、多くの営業・オペレーションチームにまずおすすめしたい方法です。私たちがを作ったのも、まさにこうした業務フローのためでした。ページを開いてAIにデータ構造を読ませ、数クリックで一気に抽出する。それだけです。コーディングも、設定ファイルも、保守作業もいりません。
始める前に:
- 難易度: 初級
- 所要時間: Crunchbaseの検索結果全体を抽出するのに約5〜10分
- 必要なもの: Chromeブラウザ、(無料枠で可)、Crunchbaseアカウント(閲覧用なら無料でOK)
ステップ1:Crunchbaseで検索条件を設定する
Crunchbaseにログインし、条件を絞って検索します。たとえば「SaaS企業、シリーズA、米国、従業員11〜50人」といった具合です。条件を細かくするほど、見込みの高いリードが集まります。何でもかんでも取るのではなく、狙うべき企業だけを抽出しましょう。
条件に合う企業一覧の検索結果ページが表示されるはずです。
ステップ2:「AI Suggest Fields」をクリックして、Thunderbitにページを読ませる
Crunchbaseの検索結果ページを開いた状態で、拡張機能サイドバーのThunderbit「AI Suggest Fields」ボタンをクリックします。ThunderbitのAIがページのレイアウトを解析し、会社名、説明、本社所在地、累計調達額、直近の調達日、従業員数、WebサイトURL、業界カテゴリなどの列を自動で提案します。
項目は自由に調整、追加、削除できます。さらにField AI Promptも設定可能です。たとえば「累計調達額が1,000万ドル超なら『High Value』、それ以外は『Early Stage』とラベル付けする」といった使い方ができます。これにより、抽出後ではなく、抽出の途中で分類や変換まで行えます。
この時点で、設定済みの列が入ったテーブルのプレビューが見えるはずです。
ステップ3:「Scrape」をクリックして全件を抽出する
「Scrape」ボタンを押します。Thunderbitが現在のページに表示されている結果をすべて取得します。Crunchbaseは深い情報の閲覧にログインを求めるため、を使うと便利です。自分のログイン済みセッション内で動作するので、ブロックされるリクエストがありません。
抽出されたデータは、Thunderbitパネル内の見やすいテーブルに表示されます。
ステップ4:ページ送りのスクレイピングで全ページを取得する
Crunchbaseの検索結果は何十ページにも及ぶことがあります。Thunderbitのなら、すべてのページを自動で巡回し、結果を追加していきます。手でクリックし続ける必要はありません。設定したら、そのまま走らせるだけです。
ページ送りが完了すれば、検索条件に合う企業をすべて含んだ完全なテーブルが手に入ります。
ステップ5:サブページスクレイピングで情報を補完する
ここからが本番です。最初の抽出が終わったら、「Scrape Subpages」をクリックして、各企業のCrunchbaseプロフィールページをThunderbitに巡回させます。そこで、創業者名、連絡先メール、電話番号、LinkedInプロフィール、技術スタック、最新ニュース、主要人物など、さらに深い項目を取得できます。
これは検索結果ページだけでは見えない情報です。単なる企業名リストと、実際に営業で使えるリストの違いはここにあります。
ステップ6:Google Sheets、Excel、Airtable、Notionへエクスポートする
エクスポートは完全無料です。CSVやExcelでダウンロードすることもできますし、、、Notionへ直接送ることもできます。データは整形済みで構造化されているため、そのままCRM取り込みや営業活動に使えます。

CrunchbaseスクレイピングでThunderbitが優れている理由
- AIがレイアウト変更に追従 — CrunchbaseのUIが変わってもスクリプトが壊れにくい
- 保守不要 — Crunchbaseの対ボット対策変更で壊れがちなPythonスクレイパーとは違う
- Field AI Prompts で抽出中にラベル付け、分類、変換ができる
- 2クリック設定 なので、エンジニア待ちなしで営業担当自身がリストを作れる
- 無料枠 はから、年間払いなら月$9〜のプランあり
実際の流れを動画で見たい方は、の解説動画をご覧ください。
方法3:PythonでCrunchbaseをスクレイピングする(技術チーム向け)
チーム内に、ボタンを押すよりコードを書くほうが得意な開発者がいるなら、Pythonは定番の選択肢です。ただし、明確なトレードオフがあります。
仕組みの概要
CrunchbaseはAngularを使っており、ページデータを<script id="client-app-state">(または<script id="ng-state">)内のJSONに保持しています。スクレイパーはHTMLを解析する代わりに、この隠れたデータを取得できます。最近の公開ガイドでは、field_ids、order、query、limit: 50、ページ送り用のafter_idなどを含む内部の/v4/data/searches/organizations POSTエンドポイントが紹介されています。出典: 、。
一般的には、requests、httpxのようなPythonライブラリや、Playwright・Puppeteerのようなヘッドレスブラウザ、さらに大きなJSONレスポンスから必要項目を抜き出すためのJMESPathなどを組み合わせます。
直面する課題
Crunchbaseにはかなり強力な対ボット対策があります。では、直接リクエスト、ヘッダーのみのリクエスト、Selenium、undetected-chromedriverのいずれも、CrunchbaseのCloudflare保護下では失敗または不安定だったと報告されています。私たちのチームでも2026年5月にテストしたところ、Cloudflareのbot-management cookie付きでHTTP 403が返りました。
想定しておくべきなのは次のような問題です。
- CAPTCHA、IPブロック、TLS/ブラウザ指紋の検出
- プロキシのローテーションとヘッダー管理(場合によっては住宅用プロキシが必要)
- CrunchbaseがフロントエンドやAPI構造を変えた際のスクリプト破損
- 継続的な保守:誰かが定期的に監視し、修正し続ける必要がある
参考までに、しています。Crunchbaseのようなサービスが強力なボット検知に投資するのも当然です。
Pythonが向いているケース
- 数万件を定期的に取得したい
- スクレイパーの保守を担当してくれる開発者がいる
- 資金調達ラウンドのタイムライン、投資家ネットワーク、イベント登壇履歴など、深いカスタマイズが必要
Pythonでスクレイパーを作りたい方は、やの詳しいガイドもあります。
方法4:Crunchbase公式API(価格に見合うのか?)
ここで、年間$10K級の費用がかかる選択肢についても触れておきましょう。公式Crunchbase APIが現実的かどうか、よく疑問に思われます。率直に整理します。
公式APIでできること
Crunchbaseのでは、企業、人物、資金調達ラウンド、買収、IPO、投資家、カテゴリ、所在地、イベント向けの構造化エンドポイントが提供されます。データの鮮度はリアルタイムで、サポートも公式、エンドポイントも安定しています。では、1分あたり200コールのレート制限が記載されています。
いくらかかるのか、誰向けなのか
API価格は個別見積もりで、営業承認が必要です。調達系ソースではEnterprise APIは年間$10,000超と見積もられており、誰でも契約できるわけではありません。専任のデータチームと大きな予算を持つ大企業、またはCrunchbaseデータの上に自社製品を構築する企業向けです。
比較するとこうなります。
| 項目 | Crunchbase API | スクレイピング(例:Thunderbit) |
|---|---|---|
| 年間コスト | 約$10,000+ | $0〜$38/月 |
| データ鮮度 | リアルタイム | 準リアルタイム |
| アクセス承認 | 必要 | 不要 |
| 連絡先データは含まれる? | 限定的 | ページ内容による |
| 技術的な準備 | 中程度(APIキー、ドキュメント) | 最小限(2クリックのAIスクレイピング) |
正直な結論
多くの営業チームや中小企業にとって、公式APIは費用面でも複雑さでも過剰です。スクレイピング、特にThunderbitのようなノーコードツールなら、費用のほんの一部で価値の9割を得られます。APIが本当に向いているのは、稼働保証や契約上のデータアクセスが必要な場合、あるいはCrunchbaseデータを基盤に製品を作る場合だけです。
抽出データを営業パイプラインに変える:リード活用の全体フロー

多くのガイドは「CSVが取れました」で終わってしまいます。でも、そもそもキーワードは「for leads(リードのため)」です。Downloadsフォルダに置かれたCSVは、まだリードではありません。Crunchbaseの生データをパイプラインに変えるには、クレンジング、補完、CRMへの取り込み、そしてパーソナライズされたアプローチが必要です。
ステップ1:スクレイピング — Crunchbaseから企業データを抽出する
上の4つの方法のいずれかで、会社名、ドメイン、本社、業界、従業員数、調達情報、プロフィールURLを取得します。多くのユーザーにとっては、ThunderbitのAI Suggest FieldsがCrunchbaseページを読み取り、適切な列を自動提案してくれます。
ステップ2:クレンジング — 重複排除と表記の統一
- 重複エントリを削除する(特に標準エクスポートの回避策で複数CSVを結合した場合)
- 会社ドメインを統一する(
wwwや末尾のスラッシュを除去) - 存続していない会社や非アクティブな会社を削除する(稼働状況の項目を確認)
- ThunderbitのField AI Promptを使って、抽出中に企業へタグ付けや分類を行う(例:調達ステージで分類、従業員100人超をフラグ)
ここからCRMの整備が始まります。として使われており、でもインポート時の重複を検知できます。
ステップ3:補完 — 意思決定者の連絡先を見つける
Crunchbaseは会社単位の情報を提供しますが、営業には人の情報が必要です。氏名、メール、電話番号です。会社ドメインを、、のような補完ツールにかけて、意思決定者の連絡先を見つけます。こうしたツールは、検証済みメールや直通番号を探す手段として、実際にフォーラムでも名前が挙がり信頼されています。
Thunderbitのでも、Crunchbaseプロフィール上に表示されている創業者名やLinkedIn URLを直接取得できます。補完前の初期リスト作成に役立ちます。
ステップ4:投入 — CRMや営業ツールへ流し込む
- Thunderbitから、Airtable、Notionへ直接エクスポート(無料)
- CSVをCRMにアップロード(;)
- 抽出項目をもとに、業界、調達ステージ、地域、会社規模などでセグメント分け
ステップ5:アプローチ — パーソナライズして送る
抽出したデータを、コールドメールのパーソナライズ項目として使います。最近の資金調達、会社の成長、技術スタック、業界などに触れましょう。例えば次のように書けます。
「シリーズAのご調達おめでとうございます。先月500万ドルを調達されたのを拝見しました。貴社と同じフェーズのSaaSチームに、[価値提案]をご提供しています……」
このレベルのパーソナライズは、Crunchbaseから名前とメールだけを取った場合には実現できません。豊富な情報があるからこそ可能です。テンプレートや配信到達率のヒントは、とのガイドをご覧ください。
Crunchbaseからより良いリードを得るためのコツ
スクレイピング前にCrunchbaseの条件をできるだけ絞る
検索条件が厳密であるほど(業界 + 調達ステージ + 地域 + 従業員数)、リードの質は上がります。Crunchbaseのには、基本情報、資金調達、投資家、シグナル、ランク&スコアなどがあります。何でも取るのではなく、狙うべき企業だけを抽出しましょう。
Field AI Promptで抽出中にラベル付けする
Thunderbitのを使えば、抽出中にデータの分類、翻訳、整形までできます。例:「累計調達額が1,000万ドル超なら『High Value』、それ以外は『Early Stage』とラベル付けする」。後処理の時間を大幅に節約できます。
定期スクレイピングで新規リードを取りこぼさない
Crunchbaseには毎日、新しい企業や調達情報が追加されます。Thunderbitのを使えば、Crunchbase検索を毎週または毎月自動実行し、新しい見込み客を継続的に拾えます。
CRMに入れる前にデータを整える
CRMへ送る前には、必ず重複排除、空欄削除、形式統一を行ってください。データの乱れがパイプラインを汚すのを防ぎ、営業チームが本物の商談に集中できます。
法務・倫理面で注意すべきこと

法的な論点はフォーラムでも常に話題になります。理由は当然です。ここははっきり伝えておきます。
Crunchbaseのでは、自動クロール、スクレイピング、スパイダー、エクスポート/ダウンロードの自動化、制限回避、Crunchbaseコンテンツの大部分を保存する行為が明確に禁止されています。これは現実の制約であり、読者は認識しておく必要があります。
ただし、公開されている企業情報を自社の調査目的で使うことと、大量データセットを商用再販することは、実務上は別問題です。の判例は、公開データのスクレイピングが必ずしもCFAA違反にはならないことを示した有益な前例ですが、これはあくまで事案依存であり、契約条件、個人情報保護法、プラットフォーム側の対策を無効にするものではありません。
安全に進めるためのベストプラクティス:
- robots.txt とレート制限を尊重する
- Crunchbaseのサーバーに過度な負荷をかけない(Thunderbitのクラウドスクレイピングはリクエストを配慮して分散)
- ビジネス文脈を超える個人情報は取得しない
- 生データセットを再配布しない
- Crunchbaseデータは自社のリード調査・選別に使う
- 個人メールの大量スクレイピングではなく、ApolloやHunterなどの正当なツールで連絡先を補完する
- アウトリーチではCAN-SPAM、GDPR/CCPA、オプトアウト要件を守る
私からのおすすめは、スクレイピングしたデータは責任を持って社内の見込み客開拓に使い、再販用途には使わないことです。法的な論点をさらに深く知りたい方は、の完全ガイドをご覧ください。
2026年にCrunchbaseから最速でリードを抽出する方法
では、結局どれを選べばいいのでしょうか。
- 標準エクスポート: すでにProを持っていて、少量を1回だけ取り出したいなら十分。上限があり、手作業で、拡張性は低い。
- Thunderbit: 再現性があり、スケールするワークフローが必要な非技術チームに最適。2クリックで設定でき、AI対応、無料エクスポート、Proプラン不要。
- Python: カスタム要件があり、大量処理したい開発チーム向け。強力だが、保守負担が大きく、対ボット対策の影響も受ける。
- 公式API: 大企業の予算や製品連携向け。信頼性は高いが、高額で利用条件も厳しい。
スクレイピングはあくまで第一歩です。クレンジング、補完、取り込み、そしてパーソナライズされたアプローチがあって初めて、生データは売上につながります。
勝つチームは、Crunchbase予算が一番大きいチームではありません。発見から商談化までを再現できるパイプラインを作れるチームです。
自分で試してみたいですか? なら、小規模にCrunchbaseスクレイピングを試し、その結果をすぐ確認できます。リード運用をさらに深掘りしたい方は、ともぜひご覧ください。
よくある質問
Crunchbaseを無料でスクレイピングできますか?
はい。 のようなツールには無料枠があり、Crunchbaseの検索結果を抽出してデータを書き出せます。Pythonでのスクレイピングもソフトウェア費用はかかりませんが、開発工数が必要です。Crunchbase自身の標準エクスポートには、ProまたはBusinessプランが必要です。
Crunchbaseのスクレイピングは合法ですか?
Crunchbaseの利用規約では自動スクレイピングが禁止されているため、契約上のリスクがあります。hiQ v. LinkedInの判例は公開データのスクレイピングに一定の法的示唆を与えますが、プラットフォーム規約を上書きするものではありません。実務上は、社内の見込み客開拓に使い、レート制限を守り、大量データを再配布せず、プライバシーや営業規制に従うのが基本です。
Crunchbaseからどんなデータを抽出できますか?
会社名、Webサイト、説明、本社所在地、資金調達ラウンド、累計調達額、直近の調達日、従業員数、業界、創業者、投資家、技術スタック、連絡先メールや電話番号(取得可能な場合)、SNSリンク、稼働状況などです。実際に見える項目は、ブラウザセッションと使う方法によって異なります。
Crunchbaseのリードからメールアドレスを取得するには?
Crunchbaseは主に企業レベルのデータを提供します。意思決定者のメールが必要なら、抽出後に、、のような補完ツールを使ってください。ThunderbitのSubpage Scrapingで、Crunchbaseの企業プロフィールに表示されているメールやLinkedIn URLを取得することもできます。
Crunchbaseからリードを抽出するのに最適なツールは何ですか?
目的によります。非技術の営業チームには、が最速かつ最も簡単です。2クリック設定、AI対応、無料エクスポートがあります。最大限の制御が必要な開発者ならPythonが向いています。企業予算や製品連携なら、Crunchbase公式APIが最も信頼性の高い正式ライセンス付きの選択肢です。
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