画像は、商品ギャラリー、不動産掲載、競合カタログなど、いろんなところに転がっています。営業、マーケティング、リサーチに関わる人なら、Webサイトから何十枚、何百枚もの画像を集めなきゃいけない場面に一度はぶつかったことがあるはずです。
500枚の画像をいちいち右クリックして保存するなんて、正直だれもやりたくありません。だからこそ、画像スクレイパーツールが力を発揮します。
私はThunderbitで、ブラウザ拡張機能からPythonライブラリまで10種類を試しました。用途ごとに、どれが一番向いているのかを紹介します。
2026年に画像スクレイパーが必要な理由
効率的なデータ抽出に役立つ画像クローラーツール ベスト5 Get Started Free
ビジュアルコンテンツは、ただ見た目がいいだけではありません。大事なビジネス情報そのものです。画像付きの投稿は、閲覧数でもエンゲージメントでも、テキストだけの投稿を安定して上回ります。企業が画像をスクレイピングする目的は、競合カタログのトレンド把握のような市場調査から、商品写真の収集によるコンテンツ制作、さらにラベル付き画像を学習データに使うAIトレーニングまで、かなり幅広いです。
とはいえ、悩みどころもあります。Webサイトは年々複雑になっていて、画像は動的に読み込まれたり、無限スクロールの奥に隠れていたり、サブページに埋もれていたりします。手作業でダウンロードするのは遅いし、ミスも起きやすいし、はっきり言ってかなりしんどいです。しかも、非エンジニアのチームにとっては、独自のクローラーを作るのはほぼ宇宙開発レベルです。
そこで出番なのが、最新の画像スクレイパーツールです。面倒な作業を自動化して、複雑なサイトにも対応し、Excelしか触らない同僚でも大規模に画像収集できるようにしてくれます。Webスクレイピングソフト市場は伸び続けていて、スクレイピングしたデータをビジネスインサイトに活かすのも、もはや特別なやり方ではなく日々の業務の一部です。要するに、画像スクレイパーを使っていないなら、もう一歩遅れているということです。
ベストな画像スクレイパーツールの選び方
画像スクレイパーなら何でも同じ、というわけではありません。上位10ツールを選ぶときに重視したポイントは、次のとおりです。
- 使いやすさ: コーディング不要の人でも数分で結果を出せるか。自然言語での操作、クリック中心のUI、すぐ結果が見える仕組みは大きな強みです。
- エクスポート形式: 画像やURLをExcel、Google Sheets、Notion、API経由で出力できるか。業務フローでは連携のしやすさが重要です。
- カスタマイズ性と柔軟性: ログイン、動的コンテンツ、独自の抽出ロジックに対応できるか。上級者には、単なる「名前を付けて保存」以上の機能が必要です。
- 自動化とスケジューリング: 一度設定すれば放置できるか。定期実行やクラウド処理は、繰り返し作業をかなり楽にしてくれます。
- 拡張性: 1万枚の画像でも問題なく処理できるか。少量でも大量でも、どちらにも耐えられる必要があります。
- 価格とコスパ: 無料プランはあるか。小規模チーム向けの価格なのか、それともエンタープライズ向けなのか。
このポイントを踏まえて、2026年にチェックしたい画像スクレイパーツール10選を紹介します。それぞれに強み、クセ、向いている使い方があります。
1. Thunderbit
Thunderbit は、非エンジニアのチームや、できるだけ手間なく画像を抽出したい人にとっての第一候補です。共同創業者として少しひいき目はありますが、私たちの使命は一貫して「Webスクレイピングを、祖母でも使えるくらい簡単にすること」です(祖母が競合分析好きなら、ですが)。

Thunderbitの強みは? とにかくシンプルなことです。「AIで項目を提案」をクリックして、AIに画像や必要なデータを見つけさせたら、「スクレイプ」を押すだけ。Thunderbitはサブページへの移動や無限スクロールにも自動で対応し、画像をExcel、Google Sheets、Airtable、Notionへ直接エクスポートできます。さらに、無料のThunderbit Chrome拡張機能を使えば、ページ内の画像をワンクリックで抽出可能。設定もコードもいりません。
主な機能:
- 2クリックで画像抽出(面倒な処理はAIが担当)
- サブページのスクレイピング(詳細ページの画像も自動取得)
- 無料の画像/メール/電話番号抽出機能
- Sheets、Notion、Airtable、Excel、CSV、JSONへ即エクスポート
- 無料プランあり(6ページ、行数無制限)、有料プランは月額15ドルから
- 多言語対応(34言語)
- 保守不要—AIがサイト変更に自動追従
おすすめの用途: 営業、マーケティング、オペレーション担当で、コーディングや初期設定なしに、すばやく正確な画像データを取りたい場合。競合商品のカタログ化、不動産写真の収集、コンテンツライブラリの構築に最適です。
Thunderbitの実力をもっと知りたい人は、詳しい比較記事を見てみてください。
2. ParseHub
ParseHub は、無限スクロール、AJAXで読み込まれるギャラリー、フィルターやポップアップをクリックしながら進む必要があるサイトなど、複雑で動的なWebサイトから画像を抽出したい人向けの強力なツールです。

ParseHubが優れている理由: ビジュアルなワークフローエディターのおかげで、コードを書かずに多段階のスクレイピングロジックを組み立てられます。条件分岐、ループ、変数まで使えるので、扱いにくいサイトにも対応できます。フォーム操作、ボタンのクリック、特定アクション後に表示される画像の抽出も可能です。
主な機能:
- 条件分岐・ループ付きのビジュアルエディター
- JavaScriptが多用された動的コンテンツに対応
- クラウドスケジューリングとAPIアクセス
- ブロック回避のための自動IPローテーション
- CSV、JSONへの出力、Tableau連携
おすすめの用途: 複雑なサイトを扱うデータアナリスト、ジャーナリスト、リサーチャーで、コーディングなしで細かく制御したい人。無料プランは1回あたり最大200ページまでですが、クラウド利用や大量処理には月額189ドルのプランが向いています。
3. Octoparse
Octoparse は、大量の画像抽出に強いノーコードの代表格です。スプレッドシートのようなUIと自動検出機能で、非エンジニアでもかなり使いやすいのが特徴です。

Octoparseが人気の理由: 画像やリストをクリックするだけで、何を抽出すべきかAIが提案してくれます。ページネーション、無限スクロール、ログイン必須ページへの対応も得意です。クラウドでのスクレイピングやスケジューリングは有料プランで使えるので、PCを占有せずに大きなジョブを回せます。
主な機能:
- ノーコードのクリック操作で設定可能
- リストや画像を自動検出
- ページネーション、無限スクロール、ログインに対応
- クラウドスクレイピングとスケジューリング
- CSV、Excel、JSON、データベースへ出力
おすすめの用途: マーケティングチーム、小規模事業者、あるいは大量の画像をすばやくコードなしで抽出したい人。小規模用途向けの無料プランがあり、有料プランは月額83ドルから、年払いなら月額69ドルです。
4. Import.io
Import.io は、エンタープライズ向けのデータ抽出プラットフォームで、強力な画像スクレイパーとしても使えます。インタラクティブなUIで、ログイン、フィルタリング、ギャラリーのクリック操作などのワークフローを記録し、クラウド上で大規模に実行できます。

Import.ioの強み: 連携性を重視して設計されていて、スクレイピングした画像やデータをAPIやWebhook経由で分析ダッシュボード、BIツール、データベースへ直接流し込めます。保護されたコンテンツや動的コンテンツへの対応も優秀です。
主な機能:
- インタラクティブなワークフロー記録機能
- ログイン、動的コンテンツ、保護ページに対応
- 分析ワークフロー向けのAPI/Webhook連携
- エンタープライズ向けのマネージドサービス
おすすめの用途: 信頼性が高くスケーラブルな画像抽出を、より大きなデータパイプラインの一部として必要とする中堅〜大企業。価格は月額199ドル前後からで、無料トライアルがあります。
5. Apify
Apify は、すぐ使える「Actor」(事前構築済みスクレイパー)がそろった、開発者向けの自動化プラットフォームです。Node.jsやPythonで自作することもできます。

Apifyが柔軟な理由: InstagramやAmazonのようなよく使うサイト向けのActorを見つけることも、自分でカスタムスクレイパーを作ることもできます。Apifyのクラウド基盤が、スケジューリング、プロキシ管理、スケール処理を担当してくれるので、何千ページでも並列でスクレイピング可能です。
主な機能:
- Actorマーケットプレイス(人気サイト向けの既製スクレイパー)
- Node.js/Pythonでのカスタムスクリプト
- クラウドでのスケジューリングと保存
- 堅牢なAPI連携
おすすめの用途: プログラム可能で拡張性の高いスクレイピングを求める開発者、スタートアップ、データエンジニア。軽い利用なら無料枠があり、有料プランは月額29ドルからです。
6. Mozenda
Mozenda は、画像、ファイル、PDFを含む構造化データ抽出に特化したエンタープライズ向けソリューションです。クリック操作中心のUIで使いやすく、真価は自動化、スケジューリング、チーム管理にあります。

Mozendaがエンタープライズ向けと言える理由: 信頼性重視で作られていて、堅牢なスケジューリング、通知、ワークフロー自動化に対応しています。複数ソースのデータ統合、さまざまな形式への出力、機密性の高い案件向けのオンプレミス運用も可能です。
主な機能:
- ビジュアルなエージェント作成機能(コーディング不要)
- 複雑なサイト、多階層データ、画像に対応
- スケジューリング、通知、ワークフロー自動化
- チームコラボレーションとマネージドサービス
おすすめの用途: 継続的で重要度の高いスクレイピングを必要とする大規模組織やチーム。価格は月額99ドル前後からで、法人向けの個別プランもあります。
7. VisualScraper
VisualScraper は、手軽な画像スクレイピング向けの軽量で使いやすいツールです。画面はシンプルで、クリックして抽出するだけの直感的な操作が魅力です。

VisualScraperが便利な理由: 小規模な作業や単発プロジェクトにぴったりです。タスクの予約実行、CSV/JSON/XMLへの出力、メールやFTP経由での結果受け取りにも対応しています。大手ツールほど高機能ではありませんが、基本用途ならシンプルさは抜群で、しかも多くのユーザーにとって無料なのが魅力です。
主な機能:
- シンプルなクリック操作UI
- リアルタイムのデータプレビュー
- スケジューリングと複数形式の出力
- 小規模用途向けの無料Windowsアプリ
おすすめの用途: たまに画像をスクレイピングしたい個人、趣味で使う人、小規模事業者。学習コストをかけずに使えます。
8. WebHarvy
WebHarvy は、スマートなパターン検出で知られるWindowsベースのビジュアルスクレイパーです。画像を1つクリックするだけで、ページ上の似た画像を自動で見つけて抽出します。

WebHarvyが賢い理由: 商品詳細ページからギャラリー画像を集めるような多段階スクレイピング、フォーム入力、ボタンクリック、さらに難しいサイト向けのカスタムJavaScript実行まで対応できます。買い切り型なので、月額費用がかからないのもメリットです。
主な機能:
- 高度なパターン認識
- 多段階・ギャラリー画像のスクレイピング
- Excel、CSV、JSON、SQLへ出力
- 買い切りライセンス(サブスク不要)
おすすめの用途: 使いやすさと高度な機能を両立したい非プログラマー、特にWindowsユーザー。研究者や小規模事業者に向いています。
9. Diffbot
Diffbot は、Webデータ抽出のAI頭脳ともいえる存在です。URLを1つでも100万件でも渡せば、コンピュータービジョンとNLPが主要画像を見つけて抽出してくれます。ルールやセレクターは不要です。

Diffbotが独自な理由: APIファーストで大規模処理に強く、サイト変更にも自動で追従します。DiffbotのKnowledge Graphを使えば、Web全体を対象にした画像や構造化データの検索も可能です。
主な機能:
- AI駆動の抽出(初期設定不要)
- API経由で数百万ページに対応
- 画像URL、メタデータ、タグを返却
- Web全体を横断する検索用Knowledge Graph
おすすめの用途: 大量かつ保守不要の画像データセットを必要とする企業、AI企業、データ提供事業者。月1万APIコールまでは無料で、有料プランは月額299ドルから。利用にはある程度のコーディングが必要です。
10. Scrapy
Scrapy は、カスタムWebスクレイピング向けのオープンソースPythonフレームワークです。開発者なら、Scrapyで完全な制御が可能です。スパイダーを書いて任意のサイトを巡回し、画像を抽出し、その後の処理も自由に設計できます。

Scrapyが強力な理由: 標準搭載のImages Pipelineにより、画像のダウンロード、サムネイル作成、サイズや形式によるフィルタリングまで自動化できます。高速でスケーラブルで、プロキシ、クラウドクローリングなどの拡張機能も豊富です。
主な機能:
- コード前提、最高レベルの柔軟性
- 非同期で高速なクローリング
- 画像ダウンロードと処理を標準搭載
- 無料のオープンソース
おすすめの用途: カスタム要件や大規模処理が必要な開発者、技術チーム。コストは時間とサーバー資源のみです。
画像スクレイパーツール比較表
| ツール | 使いやすさ | 出力形式 | 自動化/スケジューリング | おすすめ対象 | 価格の目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| Thunderbit | ★★★★★ | Excel、Sheets、Notion | あり | 非エンジニアチーム、中小企業 | 無料、月額15ドル〜 |
| ParseHub | ★★★★☆ | CSV、JSON、Tableau | あり(クラウド) | アナリスト、複雑なサイト | 無料、月額189ドル〜 |
| Octoparse | ★★★★☆ | CSV、Excel、JSON | あり(クラウド) | ノーコード利用者、大量抽出 | 無料、月額69ドル〜 |
| Import.io | ★★★★☆ | API、CSV、DB | あり(クラウド) | エンタープライズ、BI連携 | 月額199ドル〜 |
| Apify | ★★★☆☆ | JSON、CSV、API | あり(クラウド) | 開発者、拡張性の高い案件 | 無料、月額29ドル〜 |
| Mozenda | ★★★★☆ | CSV、Excel、API、DB | あり | エンタープライズ、チーム運用 | 月額99ドル〜 |
| VisualScraper | ★★★★☆ | CSV、JSON、XML、メール | あり | 個人、小規模案件 | 無料、月額49ドル〜(クラウド) |
| WebHarvy | ★★★★☆ | Excel、CSV、JSON、SQL | あり | ノーコード利用者、Windowsユーザー | 買い切り99ドル |
| Diffbot | ★★★☆☆ | API(JSON、メタデータ) | あり(API) | エンタープライズ、AI、開発者 | 無料、月額299ドル〜 |
| Scrapy | ★★★☆☆ | 任意(カスタムコード) | あり(カスタム) | 開発者、カスタムパイプライン | 無料 |
ビジネスに合った画像スクレイパーの選び方
Webサイトから画像を取得する10の簡単な方法 Get Started Free
簡単な選び方の目安は次のとおりです。
- 非エンジニアで、速さと手軽さを重視するなら? Thunderbit か Octoparse から始めましょう。
- 複雑で動的なサイトを抽出したいなら? ParseHub か WebHarvy が向いています。
- エンタープライズで、連携やサポートが必要なら? Import.io、Mozenda、Diffbot を検討してください。
- 開発者で、完全な制御がほしいなら? Scrapy か Apify が有力です。
- 小さな作業に、すぐ使える無料ツールが欲しいなら? VisualScraper が有力候補です。
無料トライアルや無料枠は、ぜひ使ってみてください。対象サイトで小さくテストスクレイピングをして、自分のワークフローやデータ要件に合うか確認するのが大事です。
まとめ:2026年に最適な画像スクレイパーを見つけよう
Web上には、まだまだ掘り出せる“画像という宝の山”がたくさんあります。必要なのは、合う画像スクレイパーだけです。商品カタログの作成、競合調査、次のバズ施策の素材集めなど、これらのツールは何時間もの作業と、たくさんのストレスを減らしてくれます。おすすめは、まず実際の用途から考えて、自分のスキルと予算に合うツールを選び、必要なら試しながら絞り込むことです。
画像抽出がどれだけ簡単か体験してみたい人は、ThunderbitのChrome拡張機能をダウンロードして試してみてください。Ctrl+S を連打する毎日が、少し楽になります。
スクレイピングのさらに詳しい情報は、Thunderbit Blog もぜひ見てください。
FAQ
1. 画像スクレイパーツールとは何ですか?どう動きますか?
画像スクレイパーツールは、Webサイトから画像そのもの、または画像URLを自動で抽出するツールです。多くのツールでは、AI、クリック操作、コードのいずれかで抽出対象を指定し、画像をまとめて収集・出力できます。手作業の時間をかなり節約できます。
2. コーディングができなくても画像スクレイパーツールは使えますか?
もちろんです。Thunderbit、Octoparse、WebHarvy などは、非エンジニア向けに作られていて、自然言語操作やビジュアルUIで使えます。
3. 無料版と有料版の画像スクレイパーツールの違いは何ですか?
無料ツールは、小規模でたまに使う作業には便利ですが、件数、機能、サポートに制限があることがあります。有料ツールは、自動化、クラウド処理、高度な機能が充実していて、ビジネス用途やエンタープライズ用途に向いています。
4. 画像をExcel、Google Sheets、Notionへ出力するにはどうすればいいですか?
最近のスクレイパーの多くは、Thunderbit のように、結果をExcel、Sheets、Notion、Airtableへワンクリックで直接出力できます。ほかのツールでは、CSV/JSONのダウンロードや、独自ワークフロー向けのAPI連携が用意されています。
5. どんなWebサイトでも画像をスクレイピングするのは合法ですか?
必ず各サイトの利用規約と著作権法を確認してください。公開されている画像だけを対象にし、許可なくスクレイピングしたコンテンツを商用利用するのは避けるべきです。迷う場合は、法務の専門家に相談するか、社内分析のみにとどめてください。
画像抽出を、あなたの業務フローで一番ラクな作業にしてみませんか?このリストのツールをいくつか試して、相性のいいものを見つけてください。次の大きなプロジェクトも、あと一回のスクレイピングで始められるかもしれません。
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