SEO API は、同じ「1リクエスト」でも課金対象が異なります。SerpAPI は「成功した検索」、DataForSEO は3つの待機キューにまたがる SERP ページ、Ahrefs は行数とフィールドに基づく「API ユニット」、Thunderbit は「Distill」と「Extract」のクレジットで計算します。そのため、表示価格だけを横並びにせず、課金単位と取得できるデータをそろえて比較する必要があります。
ここ数週間、料金ページ、API ドキュメント、変更履歴、開発者フォーラムを調べ、Thunderbit のチームが SEO データソースの評価を始めた当時に欲しかった比較表を作りました。コストを1リクエスト単位で正規化し、AI Overview の追跡対応状況を整理したうえで、2026年の SEO チームが選定時に検討すべき条件を示します。本記事では、純粋な SERP パーサーからオールインワンプラットフォーム、柔軟な AI 抽出レイヤーまで、9つの SEO API を取り上げ、コスト計算、無料枠、長所と短所を比較します。

2026年版ベスト SEO API の評価方法
「一番良い SEO API」は1つではありません。適した選択肢は、必要なデータ、予算、実際の業務フローによって変わります。多くのフォーラム投稿を読み、SEO パイプラインを構築している開発者たちと話した結果、よく挙がる7つの評価基準に整理しました。
- データカバレッジの広さ: SERP、被リンク、キーワード、オンページ、そして重要な AI Overview をカバーしているか
- 料金体系の透明性: クレジット制、従量課金、サブスクリプションのどれか。請求額を予測できるか
- レート制限と拡張性: 1分あたりのリクエスト数、同時実行上限、バッチ対応
- AI 検索 / AEO 追跡: AI Overview、Gemini の引用、ChatGPT Search の結果を解析できるか
- ドキュメント品質と開発体験: SDK、Postman コレクション、エラー仕様のわかりやすさ
- 無料枠の有無: 本当に無料の枠か、期限付きトライアルか、そもそも何もないのか
- 連携の柔軟性: Webhook、エクスポート形式、MCP、Make / n8n、Looker Studio 連携

フォーラムでは、たとえば 「API クレジット制度は、すぐに見つかるわかりやすい例があまりない」 とか 「Google は AI Overview のデータを公開していない…ほとんどのツールはまだ追いついていない…今のところトラッキングはかなり壊れている」 といった声が出ています。以下の比較では、この7基準を共通の観点として使いますが、どの基準を重く見るかは利用目的によって変わります。
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9つの SEO API を一覧で比較

各ツールを詳しく見る前に、以下で全体像を整理します。「1K 基準単位あたりのコスト」列は、各プロバイダーの主要単位に対して最安レートを使っています。SERP API なら SERP クエリ、行数ベースの API なら行数、クレジット制なら API ユニットを基準にしています。注意点は各セクションで確認してください。
| プロバイダー | 対応データ | 料金体系 | 推定 1K 基準単位あたりコスト | 無料枠 | レート / 規模の目安 | AIO / AI 検索対応 | 最適用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Thunderbit | ページ抽出、Markdown、カスタムスキーマ | API ユニット(Distill 1、Extract 20) | Distill $0.80/1K、Extract $16/1K(Pro 年額) | 600ユニット買い切り | プランにより同時実行 2〜50 | ⚠️ 柔軟な回避策 | カスタム AI 抽出、AIO 解析 |
| DataForSEO | SERP、キーワード、被リンク、オンページ、ドメイン | 従量課金クレジット | 標準 SERP $0.60/1K | $1 のトライアルクレジット | 2,000 req/分 | ✅ Google AIO 解析 | 幅広い従量課金 SEO データ |
| SE Ranking | ドメイン、キーワード、被リンク、監査、AI 検索 | API クレジット($149/100万) | AI Search Overview 呼び出しで約 $119/1K | 10万クレジット / 14日トライアル | 標準制限、増枠申請可 | ✅ 包括的 AI Search API | プラットフォーム + AI 可視性 |
| SerpAPI | リアルタイム SERP、100以上のエンジン | 月間の成功検索数 | プランにより $9.17〜$25/1K | 月250検索 | 50〜6,000 スループット/時 | ✅ AIO + AI Mode エンドポイント | リアルタイム SERP 解析、DX |
| Ahrefs | 被リンク、キーワード、SERP、Brand Radar | サブスクリプション + API ユニット | 最小単位のリクエストで約 £49.50/1K(Lite) | Ahrefs Free(自サイトのみ) | プランにより100〜無制限行 | ✅ Brand Radar(AIO、ChatGPT、Gemini など) | 被リンク分析、AI 引用 |
| Semrush | キーワード、ドメイン、被リンク、順位追跡 | Business サブスク + API ユニット | 公開情報だけでは正規化不可 | 無料 API 枠なし | ユニットパッケージにより変動 | ⚠️ 製品レベルでは AIO 対応、API 詳細は要確認 | マーケティングスイート連携 |
| Moz | DA、PA、Spam Score、リンク指標 | 行数 / 月 | $0.50〜$6.67/1K 行 | 月50行 | プランベース | ❌ AIO は未確認 | 低コストのドメイン権威指標 |
| Google Search Console | 自サイトのクエリ、クリック、表示回数、CTR | 無料のクォータ制 | $0 | 無料(クォータ制) | 1サイトあたり 1,200 QPM | ❌ AIO エンドポイントなし | 自サイトの一次データ基準 |
| Serpstat | キーワード、競合、被リンク、監査 | 月間クレジット / 行数 | $0.205〜$0.50/1K クレジット | 7日間トライアル | プランにより 1〜10 RPS | ⚠️ 一部対応 / エンドポイント要確認 | 低予算のキーワード・競合データ |
ひとつ補足です。「1K あたりコスト」はあくまで概算です。Thunderbit の Extract と DataForSEO の Standard SERP は同じ製品ではありません。ここでの目的は、おおよその目安を出すことであって、保証を示すことではありません。各セクションで実際の計算方法を説明します。
1. Thunderbit — カスタム AI データ抽出に向く SEO API
Thunderbit は、従来型の SEO データベースではありません。独自のキーワードインデックスや被リンクグラフを持つ代わりに、AI 抽出レイヤーとして機能します。URL を指定し、JSON Schema で必要な項目を定義すると、構造化データを返します。既成の SEO API にない項目をページから取得したい場合や、AI Overview のようにレイアウトが変わりやすいページを扱う場合に候補になります。
コア API には2つの機能があります。Distill API は Web ページを LLM 向け Markdown に変換します。コンテンツ監査、RAG パイプライン、自社の分析ツールに競合ページを流し込む用途に使えます。Extract API は JSON Schema(フィールド名と型を自分で定義)を受け取り、AI を使ってページから一致する構造化データを抽出します。どちらもバッチ処理(最大100 URL)、JavaScript レンダリングモード("none"、"basic"、"full")、ジオルーティング、カスタムヘッダー、組み込みのアンチボット / CAPTCHA 対応をサポートしています。
一方で、取得結果は対象ページの構造やアクセス条件に左右されるため、本番導入前に必要な項目の抽出精度とレンダリング設定を検証する必要があります。
同じ AI エンジンは、10万人以上のユーザーを持つ Thunderbit Chrome Extension を支えています。
拡張機能で行う商品一覧やリード情報の抽出を、プログラムから組み込みたい場合に API を利用できます。
AI Overview 追跡で抽出スキーマが重要な理由
抽出スキーマを自分で定義できるため、Google が AIO のレイアウトを変えた場合でも、プロバイダーの固定パーサー更新だけに依存せず対応できます。ai_overview_summary、cited_domains、organic_result_titles など、必要な項目を定義し、レイアウト変更時にはスキーマと出力結果を見直します。私が試した範囲では、変化の大きい SERP 機能に対して調整余地を残せる抽出手法です。
料金とレート制限
Thunderbit はクレジット制です。Distill リクエストは1 API ユニット、Extract リクエストは20ユニットを消費します。現在の料金 は次の通りです。
| プラン | 年あたりユニット数 | 価格 | Distill ページ数 | Extract ページ数 | 同時実行数 | Distill 1K あたり | Extract 1K あたり |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 無料 | 600 買い切り | $0 | 600 | 30 | 2 | $0 | $0 |
| Starter | 60,000 | $16/月(年額) | 60,000 | 3,000 | 30 | $3.20 | $64.00 |
| Pro | 600,000 | $40/月(年額) | 600,000 | 30,000 | 50 | $0.80 | $16.00 |
追加の超過料金はなく、ユニットを使い切ると利用上限に達します。
長所と短所
長所: スキーマを柔軟に定義でき、ページ上で取得可能なデータを抽出対象にしやすい。AI がレイアウト変更への対応を支援する。Distill と Extract の両方を使える。無料枠がある。レンダリング、プロキシローテーション、CAPTCHA 対応が内蔵されている。
短所: 独自のキーワードボリューム、被リンク、ドメイン権威データベースはない。利用者自身でスキーマを設計・検証する必要がある。純粋な順位追跡を大量に行うなら、DataForSEO のような専用 SERP API のほうが 1 クエリあたり安い。
最適用途: AI Overview を含む SERP、競合ページ、または構造化された Web コンテンツからカスタム抽出が必要なチーム。従来の SEO API で必要な項目を直接取得できない場合に候補になります。
2. DataForSEO — 幅広い従量課金型 SEO データに向く選択肢
DataForSEO は、SERP、キーワード、被リンク、オンページ分析、ドメイン分析、レビューなどをカバーする100以上のエンドポイントを提供する API ファーストのサービスです。ダッシュボード中心の製品ではなく、データを既存のシステムへ組み込む用途に向いています。
特徴のひとつが、3段階のレイテンシー構成です。Standard Queue が最安(結果は数分後)、Priority Queue はより高速、Live Mode はリアルタイムで返します。必要な速度を選び、それに応じて支払う仕組みです。サブスクリプションではなく、$50 の最低入金から従量課金で利用できます。
主な機能
- Google Organic SERP API は、1ページ目の結果あたり $0.0006 から(Standard)、$0.0012(Priority)、$0.002(Live)
- AI Overview 解析を確認済み。レスポンスには構造化された
ai_overview_elementが含まれ、load_async_overviewパラメータで追加の基本料金を払うと AIO データを取得可能 - 一般レート制限は 2,000 リクエスト/分、バッチ処理では1リクエストあたり最大100タスク
- キーワード調査、被リンク分析、オンページ SEO 監査、ドメイン分析用のエンドポイントあり
正規化した料金
| キュー | 1K 1ページ目 SERP あたりコスト | AIO 読み込み時 |
|---|---|---|
| Standard | $0.60 | 約 $1.20 |
| Priority | $1.20 | 約 $2.40 |
| Live | $2.00 | 約 $4.00 |
Reddit のあるユーザーは魅力をこう表現していました。「DataForSEO を試したけど、入金分がそこに残っていて、呼び出した分だけ差し引かれる。利用が少ない月はほとんどお金がかからない」。
長所: コモディティな SERP 取得では比較的低コスト。エンドポイントの範囲が広い。利用分に応じた従量課金。精度が高い。
短所: 深さパラメータ、AIO 追加、特殊オペレーターで料金が複雑になる。ドキュメントは丁寧ですが、初心者にやさしいとは限らない。API ファーストなので、洗練されたダッシュボードはない。
最適用途: コストを抑えながら広範な SEO レポートパイプラインを構築したい開発者や代理店。
3. SE Ranking — プラットフォームと AI 検索追跡をまとめたい場合の候補
SE Ranking は、フル機能の SEO プラットフォーム(ダッシュボード、順位トラッカー、サイト監査)に、Data API と Project API の2種類の API、さらに ChatGPT、Gemini、Perplexity、AI Overviews、AI Mode にまたがってブランド可視性を追跡する専用の AI Search API を組み合わせています。
AI Search API では、リンクの有無、平均順位、AI トラフィック推定値、履歴トレンド、競合ランキング、ブランド別プロンプト、主要 LLM プラットフォーム横断の競合比較を取得できます。AI 可視性と通常の SEO 運用を同じプラットフォームで扱いたい場合に、比較候補になります。
主なエンドポイント
- Data API: ドメイン分析、キーワード調査、被リンク、サイト監査、AI Search
- Project API: プロジェクト、キーワード、順位、監査、サブアカウントをプログラムから管理
- AI Search API: ブランド概要、リーダーボード(LLM 横断の Share of Voice)、ブランド別プロンプト、競合比較
- MCP サーバー で、Claude、ChatGPT、Gemini CLI 内からライブ SEO データを問い合わせ可能
料金
API パッケージは 1M クレジットで月額 $149 です(単体契約または追加オプションとしても利用可)。14日間トライアルには 100,000 クレジットの無料枠が含まれます。AI Search の overview エンドポイントは1回あたり800クレジットで、これは 1,000 回の overview リクエストあたり約 $119.20 に相当します。リーダーボード エンドポイントは1回あたり7,500クレジットです。
長所: 専用 AI Search API で主要 LLM を幅広くカバーする。プラットフォームと API の組み合わせでツールの乱立を抑えられる。MCP、Make、n8n、Looker Studio と連携可能。試用クレジットで検証できる。
短所: AI Search は 1 リクエストあたりのコストが高い。データ更新は月1回で、日次の AIO 監視には遅い場合がある。第一級の SDK はなく、Postman コレクションと REST ドキュメントに依存する。初期レート制限は DataForSEO や SerpAPI より低い。
最適用途: 伝統的な SEO データと LLM 横断の AI 可視性追跡を、1つのプラットフォームでまとめて運用したい SEO チームや代理店。
4. SerpAPI — 対応エンジンの多さとリアルタイム SERP 解析を重視する場合の候補
SerpAPI は、Google、Bing、Baidu、Naver、YouTube、Walmart、Apple App Store、Google Maps、Google Shopping など、合計100以上の検索エンジンの結果をリアルタイムで解析し、検索結果の要素を構造化した JSON で返します。
AI 検索向けには、Google が別リクエストを要求する場合にページトークンを使う Google AI Overview API と、Google AI Mode API の両方を提供しています。
ドキュメントに加え、Python、Ruby、Node.js などのネイティブライブラリも用意されています。
料金
| プラン | 月額料金 | 検索数 | スループット/時 | 1K あたり |
|---|---|---|---|---|
| 無料 | $0 | 250 | 50 | $0 |
| Starter | $25 | 1,000 | 200 | $25.00 |
| Developer | $75 | 5,000 | 1,000 | $15.00 |
| Production | $150 | 15,000 | 3,000 | $10.00 |
| Big Data | $275 | 30,000 | 6,000 | $9.17 |
課金対象になるのは成功した検索のみです。ただし、使わなかった検索数は繰り越されません。プラン選びはその前提で行ってください。
長所: 多くの検索エンジンに対応する。導入時に参照できるドキュメントとライブラリがある。構造化 JSON を取得できる。AI Overview と AI Mode の明示的なエンドポイントがある。無料枠で試作できる。
短所: 純粋なデータ抽出サービスであり、キーワードデータベースや被リンクインデックスはない。DataForSEO の Standard キューと比べると大量利用では高い。未使用検索の繰り越しがない。
最適用途: ドキュメントとライブラリを参照しながら、リアルタイムのマルチエンジン SERP データを導入したい開発者。
5. Ahrefs — 被リンクと AI 引用調査を重視する場合の候補
Ahrefs は、業界最大級の被リンクインデックスのひとつを維持しています。35兆以上の過去外部被リンク を、5億ドメインと 4,930億のインデックスページにわたって15分ごとに更新しています。リンクベースの分析を重視する場合の主要な候補です。
2026年には、被リンクに加えて AI 引用の調査範囲も広がっています。Ahrefs の Brand Radar API は、Google AI Overviews、AI Mode、ChatGPT、Gemini、Perplexity、Copilot、Grok にまたがる AI 引用を追跡できるようになりました。エンドポイントには AI Responses、Cited Pages、Cited Domains、Share of Voice、言及、表示履歴が含まれます。このため、被リンク監査と AI 可視性調査を同じデータ基盤で扱いたい場合にも候補になります。
料金
API アクセスは Lite(£99/月)から始まる有料プランで利用できますが、API の1回あたり最大行数は Lite の100行から Enterprise の無制限(£1,199/月)まで拡張します。追加ユニットの購入は現在 Enterprise のみです。無料 API 枠はありません。Ahrefs Free では、所有・確認済みの自サイトに限って Site Explorer / Site Audit の一部機能が使えます。
長所: 大規模な被リンクインデックスを利用できる。DR/UR 指標が広く使われている。AI 引用 / Brand Radar エンドポイントは複数の AI プラットフォームを対象とする。API と MCP で AI エージェント系のワークフローも支援。
短所: 初期費用が高い。行数・フィールド・ユニット課金の正規化が難しい。無制限プランは Enterprise のみ。あるフォーラム投稿者は率直にこう言っています。「API アクセスのためだけに Ahrefs に月1,000ドルは正当化できない」。
最適用途: 被リンクインテリジェンスが最重要で、複数 LLM にまたがる AI 引用追跡も重視するチーム。
6. Semrush — マーケティングスイート連携に強い SEO API
Semrush は、幅広いマーケティングデータを扱うプラットフォームの1つであり、その API からはキーワード調査、競合分析、ドメイン分析、順位追跡などにアクセスできます。チームがすでに広告、SNS、コンテンツマーケティングで Semrush を使っているなら、そのエコシステムをプログラムから拡張できるのが API の利点です。
注意点は、標準的な API アクセスには Business サブスクリプション($499.95+/月)が必要で、アップグレード後も API ユニット パッケージを別途購入しなければならないことです。Semrush の公式ドキュメントには、Domain Organic Search Keywords レポートの1行がライブでは10 API ユニット、履歴データでは50ユニット消費すると書かれています。ユニットパッケージの価格がわからないと、コスト正規化はかなり難しくなります。これはフォーラムでもよく見かける不満です。
AI Overview 対応
Semrush の製品レポート(Position Tracking、Organic Research、Keyword Overview など)では AI Overview データが表示されます。API の概要ページでも「AI Overview がトラフィックに与える影響を分析できる」と説明されています。ただし、SE Ranking や SerpAPI と比較する際は、AIO 解析を利用できるエンドポイントと取得項目を個別に照合する必要があります。
長所: 大規模なキーワードデータベースを利用できる。競合分析にも使える。Semrush のマーケティングスイート全体と連携できる。エンドポイントの種類が多い。
短所: 初期費用が高い(Business プラン + ユニットパッケージ)。認証が複雑。習得に時間がかかる場合がある。無料 API アクセスはない。AI 検索追跡は、API で取得できる範囲を SE Ranking などと個別に比較する必要がある。
最適用途: すでに Semrush エコシステムに投資していて、既存データへプログラムからアクセスしたいマーケティングチーム。
7. Moz — 低予算でドメイン権威指標を利用したい場合の候補
Moz は Domain Authority(DA)と Page Authority(PA)を提供するプロバイダーです。良くも悪くも、これらの指標はリンクベース SEO の比較で今も広く使われています。API は、定評あるプロバイダーの中では比較的低い価格から利用できます。
料金
| プラン | 価格 | 行数 / 月 | 1K 行あたり |
|---|---|---|---|
| 無料 | $0 | 50 | $0 |
| Starter Small | $5 | 750 | $6.67 |
| Growth Small | $125 | 50,000 | $2.50 |
| Growth Large | $500 | 500,000 | $1.00 |
| Scale | $2,000 | 4,000,000 | $0.50 |
長所: 定評あるプロバイダーの中では比較的低コストで始められる。DA / PA 指標が広く認知されている。実装がシンプル。無料枠あり。
短所: DataForSEO、Semrush、Ahrefs よりデータ範囲が狭い。AI Overview や LLM 可視性のエンドポイントがない。更新頻度は一定でない。履歴データへのアクセスには上位プランが必要な場合がある。
最適用途: フルプラットフォーム契約を結ばずに、主にドメイン権威スコアとリンク指標が必要なチーム。
8. Google Search Console API — 自サイトの一次データを無料で取得する SEO API
Google Search Console API は、自サイトの検索パフォーマンスを把握するための基盤のひとつです。クリック、表示回数、CTR、平均掲載順位といった一次取得データを Google から無料で取得できます。競合データに有料 API を使う場合でも、自サイト側の基準データとして接続を検討できます。
主な制限
- Search Analytics: サイト / ユーザーあたり1,200 クエリ/分、プロジェクトあたり40,000 QPM、プロジェクトあたり3,000万 QPD
- URL Inspection: サイトあたり2,000 クエリ/日、600 QPM
- 履歴データは通常16か月まで
- データ反映の遅延はおおむね2〜3日
長所: 無料。Google から取得する自サイトの一次データで、順位や検索流入の把握に使える。Looker Studio、BigQuery、Google エコシステム全体と連携できる。
短所: 確認済みプロパティのみで、競合データはない。被リンクインデックスもキーワードデータベースもない。AI Overview 追跡用の専用エンドポイントもない。16か月の履歴制限と約2日の遅延は、一部のワークフローでは現実的な制約になる。
最適用途: 自サイトの検索パフォーマンスを把握するための基準データソース。競合インテリジェンスが必要な場合は、有料 API との組み合わせが候補になります。
9. Serpstat — 低予算でキーワードと競合データを利用したい場合の候補
Serpstat は、クレジットベースの API を通じて、キーワード調査、競合分析、被リンク監視、サイト監査機能を提供しています。価格と範囲の両面で、プレミアムプラットフォーム(Ahrefs、Semrush)と、純粋な API ファースト提供元(DataForSEO、SerpAPI)の中間に位置します。
料金
| プラン | 価格 | API クレジット / 月 | API RPS | 1K クレジットあたり |
|---|---|---|---|---|
| Individual | $50/月 | API なし | 該当なし | 該当なし |
| Team | $100/月 | 200,000 | 1 | $0.50 |
| Team x2 | $169/月 | 400,000 | 1 | $0.42 |
| Agency | $410/月 | 2,000,000 | 10 | $0.205 |
一般に1クレジットは返却された1行に相当します。API アクセスは Team プランからです。
長所: 幅広い SEO データを比較的低い単価で利用できる。キーワード、リンク、競合データをカバーする。2025〜2026年に MCP 連携が導入された。
短所: Individual プランには API アクセスがない。下位プランの RPS 制限が厳しい(Team は1秒あたり1リクエスト)。SERP スクレイピングの価格は「要問い合わせ」の場合がある。AI Overview 対応は製品にはあるが、API エンドポイントレベルでは不明瞭。
最適用途: プレミアム価格を払わずに、キーワードと競合データを利用したい予算重視チーム。
2026年の AI Overview 追跡に対応する SEO API

SEO API を選ぶ際は、通常の SERP 取得とは別に、AI Overview の取得方法と更新頻度を比較する必要があります。Semrush が1,000万超のキーワードを分析した結果、AIO は全検索の13%以上で確認されました。BrightEdge も、2026年初頭までに追跡キーワードのほぼ半数で AIO が発火したと報告しています。正確な割合はクエリ集合によって変わりますが、AIO を追跡対象に含める重要性は高まっています。
フォーラム利用者もこの問題を痛感しています。「AIO は今いちばん追跡が難しい部分です。Google がレイアウトを変えると、ほとんどの API は失敗します」。
9つのプロバイダーを整理すると、次のようになります。
| プロバイダー | AI Overview 抽出 | LLM 引用追跡 | AI レイアウト適応 | 状態 |
|---|---|---|---|---|
| Thunderbit | ページにアクセスできればスキーマベースで抽出可能 | スキーマで引用 / リンクを要求すれば可能 | AI が適応。出力の検証は必要 | ⚠️ 柔軟な回避策 |
| DataForSEO | ai_overview_element + 非同期 overview パラメータ | SERP データ内の AIO 引用 | プロバイダー管理のパーサー | ✅ Google AIO 対応 |
| SE Ranking | AI Search API で ai-overview + ai-mode エンジン | ChatGPT、Gemini、Perplexity、プロンプト / ブランド系エンドポイント | 月次更新 | ✅ 複数 LLM 対応 |
| SerpAPI | Google Search 内の AIO ブロック + Google AI Overview API | AIO 参照、Google AI Mode API | パーサー重視、ページトークン方式 | ✅ リアルタイム AIO / AI Mode |
| Ahrefs | Brand Radar: google_ai_overviews、google_ai_mode | ChatGPT、Gemini、Perplexity、Copilot、Grok での cited pages / domains | 大規模プロンプトデータベース | ✅ ブランド / 引用インテリジェンス |
| Semrush | 製品レポートで AIO データを表示。API でも AIO 影響分析をうたう | AI Visibility Toolkit が AI プラットフォームを追跡 | プラットフォームレベル対応 | ⚠️ API エンドポイント要確認 |
| Moz | 確認済みの AIO API なし | 確認済みの LLM 引用 API なし | 該当なし | ❌ 未確認 |
| GSC API | AIO 専用エンドポイントなし | 引用データなし | 該当なし | ❌ 未確認 |
| Serpstat | 製品 / 変更履歴で AIO 対応 | 広い SEO アクセス。LLM 引用は不明瞭 | 部分対応 | ⚠️ 一部対応 / 要確認 |
Thunderbit は既成の AIO パーサーではなく、抽出レイヤーです。スキーマ(ai_overview_summary、cited_urls、organic_titles など)を定義することで、アクセス可能な SERP ページから AIO コンテンツを抽出できます。Google が AIO レイアウトを変更した場合は、スキーマと出力結果を見直す必要があります。固定パーサーの更新だけに依存しない点は利点ですが、ワンクリックの完成品ではありません。変化の大きい SERP 機能に合わせて抽出条件を調整できるチームに向いています。
正規化した 1リクエストあたりコスト: 月額 $100 で何ができるのか

フォーラムでは、不透明な価格設定と想定外の超過料金について8件以上の言及がありました。表示価格だけでは課金単位が異なるため、以下では SERP クエリ、行数、API ユニットなどの基準を分けて整理します。
| プロバイダー | 料金体系 | SERP クエリ 1K あたり | キーワード検索 1K あたり | 被リンク / 権威 1K あたり | 最低月額支出 | 無料枠 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Thunderbit | API ユニット | 従来型 SERP ではない。Extract は $16/1K(Pro 年額) | カスタム抽出のみ | カスタム抽出のみ | $16/月(年額) | 600ユニット買い切り |
| DataForSEO | 従量課金 | Standard $0.60 | エンドポイント別 | エンドポイント別 | $50 入金 | $1 クレジット |
| SE Ranking | クレジット | 直接的な SERP 基準ではない | エンドポイント別 | エンドポイント別 | 100万クレジットで $149/月 | 10万クレジット / 14日 |
| SerpAPI | 成功検索数 | プランにより $9.17〜$25 | SERP 派生のみ | 該当なし | $25/月(Starter) | 月250検索 |
| Ahrefs | サブスク + ユニット | API ユニット経由の SERP | 行数 / フィールドごとの API ユニット | 行数 / フィールドごとの API ユニット | Lite £99/月 | Ahrefs Free(自サイトのみ) |
| Semrush | Business + API ユニット | 公開情報だけでは正規化不可 | ライブは1行10ユニット、履歴は50 | 変動 | Business サブスク + ユニット | 無料 API なし |
| Moz | 行数 | 該当なし | ベータエンドポイント / 行数 | 1K 行あたり $0.50〜$6.67 | $5/月 | 月50行 |
| GSC API | 無料クォータ | 自サイトのみ、$0 | 自サイトのクエリデータ、$0 | 被リンクデータなし | $0 | 無料 |
| Serpstat | クレジット / 行数 | 要問い合わせ | 約 1K あたり $0.205〜$0.50 | 約 $0.205〜$0.50/1K | $100/月(Team) | 7日間トライアル |
月額 $100 で実際に何ができるか
| プロバイダー | $100 で何が買えるか(概算) |
|---|---|
| Thunderbit | Pro は年額換算で $40/月なので、予算は Pro に加えて、Pro の単価ベースで約 12.5万 Distill ページ、または約 6,250 Extract ページに相当 |
| DataForSEO | Standard の1ページ目 SERP なら約 166,666 件、AIO 読み込み時でも約 83,333 件 |
| SE Ranking | $149/月の API パッケージ未満。トライアルを使うか、予算を $149 まで上げる必要あり |
| SerpAPI | Developer プランの $75 で 5,000 検索。$100 ではより大きい標準プランは買えない |
| Ahrefs | Lite 価格(£99/月)未満。有料 API には足りない |
| Semrush | Business + API ユニットには足りない |
| Moz | Starter Large は $75(15K 行)で、$25 余る |
| GSC API | 価格上は無制限。実際は確認済みプロパティとクォータで制限される |
| Serpstat | Team の $100 で、月20万 API クレジット、1 RPS を購入可能 |
同じ $100 でも、購入できるデータ単位と件数は大きく異なります。DataForSEO では16万件超の SERP クエリ、SerpAPI では5,000件となり、Ahrefs の有料 API には予算が届きません。各行で購入対象が異なるため、件数だけでなく、必要なデータ種別と運用条件を合わせて比較する必要があります。
無料枠比較: $0 で試せる範囲
低コストで SEO API を試したい場合は、無料枠の有無だけでなく、対象データ、上限、利用期間、API アクセス条件を比較する必要があります。クレジットカードなしで使える範囲を整理すると、次のようになります。
| プロバイダー | 無料枠あり? | 無料上限 | 含まれる内容 | 制限される内容 |
|---|---|---|---|---|
| Google Search Console | ✅ 無料(クォータ制) | クォータ上限内(自サイトのみ) | 順位、クリック、表示回数、CTR | 確認済みプロパティのみ |
| Thunderbit | ✅ 無料プラン | 600ユニット買い切り | Distill + Extract エンドポイント | 高負荷利用、同時実行 |
| SerpAPI | ✅ 月250検索 | 250 SERP クエリ | Google、Bing、AI Overview など | 量、スループット |
| DataForSEO | ✅ トライアルクレジット | $1 の無料クレジット | すべてのエンドポイント | スケール |
| Moz | ✅ 月50行 | 50行 | DA、PA、リンク指標 | 量、履歴データ |
| Serpstat | ⚠️ トライアルのみ | 7日間トライアル | プラットフォーム試用 | API には Team 以上が必要 |
| SE Ranking | ⚠️ トライアルのみ | 10万クレジット / 14日 | トライアル中はフル API | サブスク必須 |
| Ahrefs | ❌ 無料 API なし | — | Ahrefs Free(自サイトのみ、制限あり) | 広範な API は有料プラン必須 |
| Semrush | ❌ 無料 API なし | — | — | Business プラン必須 |
無料枠で検証するスタータースタック
無料枠だけでも、小規模な SEO データパイプラインを試作できます。
- Google Search Console API で、自サイトのクリック、表示回数、CTR、順位データを取得
- SerpAPI の月250件無料検索 で、SERP スナップショットと AI Overview のテスト
- Thunderbit の600無料ユニット で、オンデマンドのページ抽出、競合分析、カスタム AIO 解析の実験
- Moz の50無料行 で、小規模なドメイン権威チェック
まず対象サイトやキーワードを絞って試し、取得精度、出力形式、無料上限、失敗時の挙動を比較します。その結果をもとに、レポートダッシュボードや定期処理へ広げるかを判断できます。
単一 API か、複数プロバイダーの組み合わせか: どう選ぶべきか

単一の統合にまとめるか、データ種別ごとに複数の API を組み合わせるかは、コスト、運用負荷、信頼性の優先順位によって変わります。フォーラムでは、「理想は、3社をつなぎ合わせるより、1つの統合で全部済ませたい」 という意見もあれば、「2つの請求書でも合計コストが40%安いなら、面倒でもそのほうがいい」 という声もあります。さらに信頼性の観点では、「ダッシュボードが1つの SEO ソフト API に依存していたら、痛い目を見る」 という意見もあります。
判断基準を整理すると、次のようになります。
| 優先事項 | 推奨アプローチ | 例 |
|---|---|---|
| 総コストを抑える | データ種別ごとに分ける | DataForSEO(SERP) + Moz(リンク指標) + GSC(無料順位) |
| 連携を簡素化する | オールインワン提供元 | API ファーストの広さなら DataForSEO、プラットフォーム + API なら SE Ranking |
| 被リンクの深度を重視する | プレミアムリンクソース + 安価な SERP | Ahrefs(被リンク / Brand Radar) + DataForSEO または SerpAPI(SERP) |
| リアルタイム SERP DX を重視 | 専門 SERP API | SerpAPI |
| AI 検索の変化に対応する | AIO 対応 API + 柔軟な抽出ツール | SE Ranking または Ahrefs Brand Radar + Thunderbit Extract |
| SEO API にない独自データ | 抽出レイヤー | Thunderbit Distill / Extract + GSC + DataForSEO |
| 代理店向けレポート | プラットフォーム + API + ダッシュボード | SE Ranking または Semrush、基準データとして GSC を併用 |
オールインワンを選ぶとき: 順位追跡、被リンク、キーワードが必要で、予算的に無理がない場合です。ベンダー管理が少なく、認証フローも1つ、請求サイクルも1つで済みます。
複数社に分けるとき: データ種別ごとのコスト最適化を狙う場合です。被リンクは Ahrefs、SERP は SerpAPI、無料の基準データは GSC。統合作業は増えますが、条件によっては40%以上安くなる可能性があります。
抽出レイヤーを足すとき: 従来の API が出してくれないデータが必要な場合です。ニッチな SERP、AI Overview の内容、競合ページ構造、価格表、求人一覧などです。ここで Thunderbit は補完候補になります。
リスク軽減: 重要な監視では、主系 + バックアップの構成を検討します。SERP パーサーが Google の AIO レイアウト変更で停止した場合でも、Thunderbit Extract を予備にしておけば、条件が整えば新しいスキーマを定義して数分で再取得を試せる場合があります。
自作スクレイパーと有料 SEO API の運用コスト比較
自作スクレイパーはコード上の初期費用を抑えやすい一方、運用を続けると CAPTCHA、IP ブロック、プロキシ、SERP レイアウト変更への対応が必要になります。最初の数週間は動いても、月15時間以上の開発工数が必要になるケースがあります。ある Reddit ユーザーはこうまとめていました。「開発時間の保守コストのほうが、API を払うよりずっと高かった。CAPTCHA、IP ローテーション、Google が SERP レイアウトを変えるたびの解析修正があるから」。
| アプローチ | 初期費用 | 月次保守 | アンチボット対応 | データ精度 | 初回データまでの時間 |
|---|---|---|---|---|---|
| 自作 Python スクレイパー | $0(コード)+ プロキシ代 | 月10〜20時間の開発工数 | 手動プロキシ、リトライ、レンダリング | 変動あり | 数日〜数週間 |
| Thunderbit API(Extract) | クレジット制、インフラ不要 | スキーマが安定している間は比較的小さい | レンダリング、プロキシ、CAPTCHA 内蔵 | AI 構造化。サンプルで検証 | 数分〜数時間 |
| 従来型 SEO API(例: DataForSEO) | クレジットまたはサブスク | 利用側の保守は比較的少ない | 該当なし(前処理済みデータ) | 提供元のデータベース仕様に依存 | 数分 |
月間 1万〜5万件程度の SERP ワークフローなら、DataForSEO Standard は AIO 追加前で概ね $6〜$30 です。SerpAPI はプランにより $75〜$275 かかります。
DIY のプロキシ代は $50〜$200 で一見安く見えますが、時給 $100 の開発者が10時間使えば、それだけで $1,000/月です。保守頻度や障害対応まで含めて比較する必要があります。
Thunderbit は、カスタムスキーマでページを抽出しながら、プロキシやレンダリングなどの基盤管理を減らしたい場合の中間的な選択肢です。純粋な順位追跡だけなら最安ではありませんが、既存の SEO API に必要な項目がない場合に候補になります。
自作スクレイピングが適する場合もあります。社内調査、非常に少ない件数、アクセス許可の緩い Google 以外のページなどです。一方、本番の順位追跡や AIO 監視では、保守工数を含めて有料 API と比較する必要があります。
どの SEO API を選ぶべきか?
コスト、AI Overview 対応、無料枠、連携方法を整理すると、各プロバイダーは次の条件で候補になります。
- スタートアップと低予算チーム: GSC API + DataForSEO Standard(または SerpAPI Free)+ Thunderbit Free
- API ファーストで幅広いデータが必要な代理店: DataForSEO
- プラットフォームと AI Search API をまとめたい場合: SE Ranking
- リアルタイムのマルチエンジン SERP 解析: SerpAPI
- 被リンクインテリジェンスと AI 引用調査: Ahrefs
- マーケティングスイート連携: Semrush
- 手頃なドメイン権威指標: Moz
- 低予算のキーワード / 競合データ: Serpstat
- カスタムで柔軟な抽出(AI Overview 含む): Thunderbit
購入前には、無料枠か少額入金で実際のワークフローを1週間試します。レスポンス行数、再試行、AIO 追加料金、レイテンシー要件、失敗タスクの挙動まで記録し、本番条件でのコストを計算します。公開されている最安値が、そのまま本番運用の最安値になるとは限りません。
AI 搭載の抽出を SEO データで試したい場合は、Thunderbit の無料枠で対象ページを1件抽出し、必要な項目、取得精度、出力形式を検証できます。Web データ抽出の考え方については、あらゆる Web サイトからデータを抽出するためのベストプラクティス、テスト済みのSERP APIベスト8:速度、コスト、解析内容を比較、ウェブスクレイピングツールの比較 をご覧ください。あるいは Thunderbit YouTube チャンネル のチュートリアルも参考になります。
柔軟な SEO データ抽出を Thunderbit で試す Get Started Free
FAQ
1. SEO API とは何ですか?誰に必要ですか?
SEO API は、順位、キーワード、被リンク、SERP 機能、AI Overview の表示有無などの SEO データを、自分のツール、ダッシュボード、ワークフローに取り込むためのプログラム用インターフェースです。クライアント向けレポートを自作する代理店、SEO パイプラインを自動化する開発者、競合順位を監視する EC チーム、SEO プロダクトを作るスタートアップなどは、CSV の手動エクスポートより API 連携の恩恵が大きいです。
2. 2026年に AI Overview を追跡する SEO API は、どのように選べばよいですか?
Google の SERP レベルで AIO を解析する場合は、SerpAPI と DataForSEO が候補になります。ChatGPT、Gemini、Perplexity、Copilot、Grok など複数 LLM プラットフォーム横断で AI 可視性を追う場合は、SE Ranking と Ahrefs Brand Radar を比較できます。Thunderbit の Extract API は、固定パーサーにない項目をスキーマで抽出したい場合の選択肢です。Moz、GSC、Serpstat については、AIO API の対応範囲を個別に照合する必要があります。
3. $0 で役立つ SEO データパイプラインは作れますか?
はい、ただし制限はあります。Google Search Console API(無料、自サイトデータ)、SerpAPI の月250無料検索(SERP スナップショット)、Thunderbit の600無料ユニット(ページ抽出と AIO 解析)、Moz の50無料行(ドメイン権威チェック)を組み合わせれば、小規模なレポートダッシュボードとワークフローを試作できます。
4. 1つのオールインワン SEO API を使うべきですか、それとも複数社を組み合わせるべきですか?
優先事項によります。DataForSEO や SE Ranking のようなオールインワン提供元は、連携と請求をシンプルにします。被リンクは Ahrefs、SERP は SerpAPI、基準データは GSC というようにデータ種別で分けると、条件によっては40%以上節約できることがありますが、統合作業は増えます。重要な監視では、パーサー停止に備えて主系 + バックアップ構成も比較対象になります。
5. 自作の SERP スクレイパーは SEO API より安いですか?
件数と保守条件によって変わります。自作スクレイパーでは、プロキシ代、CAPTCHA 対応、IP ローテーション、JavaScript レンダリング、開発保守時間まで含めて比較する必要があります。月1万件以上の SERP クエリでは、開発工数を含めると DataForSEO や SerpAPI の料金を上回る場合があります。Thunderbit の Extract API は、インフラ管理を減らしながらカスタム抽出を行いたい場合の中間的な選択肢です。
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