プロキシとデータ抽出のサービスを検討していると、大手として知られるOxylabsの名前は必ず目に入ってきます。すでに業務導入を真剣に比較している方もいれば、専門知識がないまま、数多くの選択肢と耳慣れない用語に戸惑っている方もいるでしょう。どちらの場合でも問題ありません。本記事では、Oxylabsの機能・料金・実際の評判を詳しく整理したうえで、私が普段から利用しているThunderbitとも比較していきます。Oxylabsの長所と短所をまとめ、Thunderbitと突き合わせながら、あなたの使い方にはどちらが適しているのかを一緒に検討していきます。簡単・速い・ノーコードを重視する方には、とくに役立つ内容です。
Oxylabsとは?
Oxylabsは、ウェブインテリジェンスとデータ収集の分野で知られる企業です。2015年にリトアニアで設立され、公開ウェブデータを大量に集めたい企業の有力な選択肢として、着実に信頼を築いてきました。その中核となるのが巨大なプロキシネットワークで、現在は195を超える国と地域にまたがる1億7,500万以上のIPアドレスを保有しています。これだけの規模があれば、スクレイピングのリクエストをさまざまな地域に分散させ、ブロックや地域制限を回避することも容易になります。世界中のデータを大規模に収集したい場合、この点が決め手になり得ます。
ただし、Oxylabsを単なる「プロキシ事業者」と捉えていると見誤ります。ここ数年で、より本格的なスクレイピングツールへと進化してきたからです。Web Scraper API と Web Unblocker は、ヘッドレスブラウザの操作、アンチボット対策の突破、データ解析といった煩雑な処理をまとめて引き受ける設計で、対策の強いサイトからでも整ったデータを取り出しやすくしています。さらに2024年には、スクレイピングコードや解析の指示文づくりを支援するAIアシスタント OxyCopilot を投入し、AI主導のデータ収集へと方針を定めた姿勢を明確にしました。
主な製品
- Residential Proxies: 世界規模で使える1億7,500万超のIP。
- Datacenter / ISP / Mobile Proxies: 用途や安定性の要件に応じた各種プロキシ。
- Web Scraper API: スクレイピング、解析、アンチボット回避を自動化。
- Web Unblocker: 強力なアンチボット対策を備えたサイト向けのAI搭載ツール。
- OxyCopilot: コード作成や解析を助けるAIアシスタント。
- 既製データセット&開発者向けツール: 手間をかけずにデータを得たい人向け。
主な特徴
- 大規模で信頼性の高いプロキシプール
- 24時間365日の監視と高い稼働率
- スクレイピング、解析、解除処理のための各種ツール
- 分析ダッシュボードと利用状況の確認機能
- AIによるコード・解析支援
Oxylabsはどんな人向け?
Oxylabsが主な対象としているのは、膨大なデータを短時間で集めたい企業やパワーユーザーです。具体的には、データエンジニアや開発者、アナリスト、そしてEC・デジタルマーケティング・金融・サイバーセキュリティといった分野で働く人たちです。何千点もの商品の価格を追う、SEO順位を監視する、脅威インテリジェンスを収集する——このような大規模な運用であれば、Oxylabsの基盤はかなり頼りになるでしょう。
ただし、留意しておきたい点もあります。Oxylabsは、プロキシやAPI、スクレイピング用スクリプトの扱いに慣れている人を前提に設計されている、ということです。技術職でない人や、専属の技術チームを持たない小規模な事業者からすると、導入のハードルはやや高く感じられるかもしれません。一定の学習時間が必要ですし、プロキシ管理やAPI連携といった考え方に、ある程度は習熟しておく必要があります。つまり、技術力を備えて大量データを扱うチームには十分な選択肢ですが、気軽に使いたい人や、設定なしですぐ動く手軽さを求める人には向いていないということです。
Oxylabsの料金プラン
Oxylabsは明確にプレミアム帯に位置するサービスなので、費用の話は避けて通れません。価格設定そのものには柔軟性がありますが、その主な対象が企業であることははっきりしています。

Residential Proxies:
- 従量課金: 1GBあたり6ドルから(最低1GB)
- 月額プラン: エントリー帯で月99ドル前後から、TB単位の利用では月額数千ドル規模まで拡大
- プレミアム / エンタープライズ: 大量契約向けの個別見積もり
Datacenter Proxies:
- 共有プラン: 無料トライアルあり。課金プランは帯域に応じて増加
- 専用IP: 1IPあたり月2.25ドルから
Mobile & ISP Proxies:
- Mobile: 1GBあたり7.5ドルから
- ISP: 1IPあたり月16ドルから
Web Scraper API & Tools:
- Web Scraper API: 月49ドルから(数万リクエスト規模)
- Web Unblocker: 1GBあたり9.4ドル
- 無料トライアル: 一部サービスで利用可能
結論:
入り口こそ少額で試せますが、本格運用に移ると、費用は急速に増えていきます。最も安い「Micro」プランでも月99ドル、法人向けに進めば数千ドルに達することもあります。スタートアップや小規模なチームには、相当に負担の大きい金額です。スクレイピングがたまにしか発生しない使い方であれば、その負担はなおさら大きく感じられるでしょう。
Oxylabsのユーザーレビュー
私は何かを決める前に、必ず実際のユーザーの声を確認するようにしています。G2、Trustpilot、Capterraに集まった評価をまとめると、次のような傾向が見えてきました。
総合評価:

- G2: 4.5/5(390件以上)
- Capterra: 4.9/5(20件以上)
- Trustpilot: 4.7/5(1,100件以上)
ユーザーが評価している点
レビューで繰り返し評価されているのが、Oxylabsの信頼性と処理性能です。プロキシネットワークは速くて安定しており、ダウンすることがほとんどありません。世界全域をカバーする広さや、防御の強いサイトでも突破できる実力に、満足の声が並びます。分析ダッシュボードやドキュメントへの評価も高く、カスタマーサポートについても「対応が速く、丁寧だ」という感想が目立ちます。大規模なニーズを抱えるチームにとって、Oxylabsは期待に応えてくれるサービスだと言えます。
ユーザーがつまずきやすい点
もっとも、評価が高い点ばかりではありません。最も多く挙がるのが、習得のハードルの高さです。プロキシ・API・スクレイピングの作法をあらかじめ身につけていないと、Oxylabsはかなり扱いにくく感じられます。設定項目は多く、画面構成も知識のあるユーザー向けです。初心者は操作に迷いやすく、もっと丁寧なノーコード体験を求める傾向があります。
次に挙がるのが、使い勝手と請求まわりの硬さです。特定のパッケージに縛られる感覚や、プランを再開するだけでもサポートへ連絡しなければならない煩わしさを、嫌う人がいます。利用が不規則だと仕組みがかみ合いにくく、ごくたまにしか使わないのに月額プランを契約せざるを得ない、という事態も起こり得ます。返金やアカウント変更の場面で、サポートの対応が遅い、あるいは頼りにならなかった——という不満も、数こそ少ないものの見受けられました。
加えて、Oxylabsの上位機能は確かに魅力的ですが、毎回完璧に動作する保証はありません。たとえばWeb Unblockerが、一部のアンチボット保護をうまく突破できない場面があり、不具合が出たときの復旧にも時間を要する場合があります。
まとめると:
- 良い点: 信頼性が高い、高速、世界規模の対応、機能が豊富、サポートは概ね良好
- 悪い点: 学習コストが高い、初心者向けではない、請求の柔軟性が低い、サポートにばらつきがある、高度機能が常に完全ではない

Oxylabsレビューからの重要ポイント
十分に時間をかけて調べ、ユーザーレビューにも一通り目を通したうえで、私の率直な見立ては次のとおりです。
- Oxylabsの実力には定評があります。 大規模かつ技術寄りのチームが本格的なスクレイピングに取り組むなら、頼りになります。
- 価格は決して安くありません。 データを利益に変換できるなら元は取れますが、小さな案件や一度きりの用途には、明らかに過剰投資です。
- 学習コストは確実に存在します。 プロキシやAPIに不慣れなら、まとまった習得時間を見込んでおくべきです。
- 技術に明るくない人には最適とは言いがたく、 ノーコードで手早く済ませたい層とは相性が良くありません。
- サポートと柔軟性は悪くないものの、 とくに小規模顧客に対しては、満点とまではいきません。
開発者を抱える企業や専属のデータチームがあるなら、Oxylabsは有力な選択肢です。ただし、営業・マーケティング・不動産・ECといった現場のビジネスユーザーや、とにかく手間をかけずにデータが欲しい人は、別の方法を検討したほうがよいでしょう。
Thunderbitのご紹介:誰でも使える最も簡単なAIウェブスクレイパー
ウェブスクレイピングの機能は使いたい。ただし、面倒な作業もコーディングも、高額な料金も避けたい——このようなニーズに応えてくれるのが Thunderbit です。私自身しばらく使い込んでいますが、これまで試してきたスクレイパーのなかで、際立って使いやすいと言えます。
Thunderbitが優れている理由を挙げていきます。

- AIで簡単操作: 「AI Suggest Columns」を押して抽出方法をAIに任せ、あとは「Scrape」をクリックするだけ。コードも設定も不要で、つまずく箇所がありません。
- あらゆるサイトに対応: Amazon、Zillow、Instagram、Shopify、OnlyFansまで対応します。PDFや画像、サブページからの抽出もこなします。
- すぐ使えるスクレイパーテンプレート: よく使われるサイトなら、出来合いのテンプレートからワンクリックで書き出せます。
- 無料データエクスポート: 取得したデータは、Excel、Google Sheets、Airtable、Notionへ追加料金なしで送れます。
- AI Autofill(完全無料): オンラインフォームの入力や、途中まで進めた作業の仕上げをAIにすべて任せられます。
- Scheduled Scraper: 一度設定すれば、あとは放置で問題ありません。決めた間隔で自動的にデータを集め続けます。
- メール・電話番号・画像エクストラクター: どのサイトからでも、連絡先や画像をワンクリック・無料で取得できます。
Thunderbit AI Web Scraperを無料で試す
Thunderbitはどんな人向け?
適しているのは、営業、マーケティング、不動産エージェント、ECチーム、そして技術的な遠回りをせずにデータが必要な、すべての人です。コードとの作業に疲れた人や、結果をすぐに手にしたい人のために設計されています。
Thunderbitの料金
料金体系はシンプルなクレジット制です。1クレジット=1出力行、という分かりやすい仕組みです。内訳は次のとおりです。
| プラン | 月額料金 | 年額料金(月換算) | クレジット(月間) |
|---|---|---|---|
| Free | 無料 | 無料 | 6ページ |
| Starter | $15 | $9 | 500 |
| Pro 1 | $38 | $16.5 | 3,000 |
| Pro 2 | $75 | $33.8 | 6,000 |
| Pro 3 | $125 | $68.4 | 10,000 |
| Pro 4 | $249 | $137.5 | 20,000 |
クレジットカードの登録なしで無料体験でき、上位プランへ移っても、多くの企業向けツールよりずっとコストを抑えられる価格です。詳しくは料金ページをご覧ください。
Thunderbit vs. Oxylabs: 比較表
両者を並べて、Thunderbitの強みがどこにあるのかを見てみましょう。
| 機能 | Thunderbit | Oxylabs |
|---|---|---|
| 使いやすさ | ✅ ノーコード、AI搭載、2クリックでスクレイピング | ❌ 技術的な設定、コーディング、API利用が必要 |
| 対象ユーザー | 👨💻 ビジネスユーザー、営業、マーケティング、非エンジニア | 👩💻 開発者、データエンジニア、企業 |
| 対応サイト | ✅ あらゆるサイト、PDF、画像、サブページ、人気サイトテンプレート | ✅ あらゆるサイト(ただし技術設定が必要) |
| AI自動化 | ✅ AI Suggest Columns、AI Autofill、AI解析 | 🤖 OxyCopilot(AIコードアシスタント) |
| データ出力 | ✅ Excel、Google Sheets、Airtable、Notionへ無料出力 | ⚙️ 設定次第で可能、追加手順が必要な場合あり |
| 定期スクレイピング | ✅ あり — シンプルなノーコード対応 | ❌ スクリプト/APIが必要 |
| メール/電話/画像抽出 | ✅ ワンクリック、完全無料 | ❌ 標準搭載ではない |
| 料金 | ✅ 無料プランあり、月額も手頃($9/月〜) | 💰 従量課金($6/GB〜)、月額プラン($99〜) |
| 学習コスト | ✅ ほぼなし — 初心者向け設計 | ❌ 高い — 技術的知識を前提 |
| カスタマーサポート | ✅ 迅速で親切、ビジネスユーザー重視 | ⚖️ 良好だが、小規模顧客では評価が割れる |
| 最適な用途 | ✅ 誰でも使える、素早く簡単なスクレイピング | 🚀 大規模・技術系・企業向けのスクレイピング |
まとめ
両方を使い比べたうえでの、私なりの率直なおすすめをお伝えします。
開発者を抱え、専属のデータチームを持つような大企業であれば、Oxylabsは堅実な選択です。性能は高く、信頼でき、大規模運用を見据えて設計されています。一方、営業・マーケティング・不動産・ECといった日々の現場で働くビジネスユーザーが、できる限り手間をかけずにデータを取りたいのであれば、Thunderbit をおすすめします。
Thunderbitを選べば、ウェブスクレイピングにともなう面倒な作業はほぼなくなります。プロキシの仕組みを理解する必要も、コードを書く必要も、高額な請求に備える必要もありません。Thunderbit Chrome Extension を導入して、数回クリックするだけで完了します。
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FAQ
1. OxylabsとThunderbitの主な違いは何ですか?
Oxylabsは技術者や企業を前提に設計されており、大規模なプロキシネットワークと高度なAPIを強みとします。一方のThunderbitは「誰でも使える」を方針に作られ、コード不要・AI搭載・徹底して手軽です。パワーと拡張性を重視するならOxylabs、手軽さとスピードを重視するならThunderbit——この基準で選べば間違いありません。
2. Thunderbitはどのようにして非技術系ユーザーのスクレイピングを簡単にするのですか?
ThunderbitはAIがスクレイピングの全工程を担います。「AI Suggest Columns」をクリックして設定をAIに委ね、「Scrape」を押す。それで完了です。コーディングも各種設定も不要で、技術的な悩みはそもそも生じません。PDF、画像、サブページからの抽出も、数クリックで完結します。
3. Thunderbitで抽出したデータは無料でエクスポートできますか?
可能です。Excel、Google Sheets、Airtable、Notionへ、追加料金なしで送り出せます。データ出力に隠れた費用は一切なく、表示どおりの価格で使えます。詳しくはThunderbitでのデータ出力の解説をご覧ください。
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