営業リストづくりに追われた経験があるなら、Lushaという名前は耳に入っているはずです。LinkedInを開いて、気になる相手のメールや直通番号をその場で引っ張ってくる——B2Bの現場ではすっかり定番になったツールですよね。とはいえ、「定番だから自分にも合う」とは限りません。エンジニアでなくても直感的に扱えて、クレジットの残量を気にせず、コストも読みやすい。そんな条件で選ぶとき、Lushaは本当に最適解なのでしょうか。
私自身、Lushaを実際に契約して使い込み、似たような営業インテリジェンス系のサービスも一通り触ってきました。この記事では「とにかく手軽に、機能もコスパも妥協したくない」という方を念頭に、Lushaがどんなツールでどんな人に向くのか、どこに弱点があるのかを正直にまとめます。あわせて、ビジネスディレクトリに縛られずどんなサイトからでもデータを取れる代替手段としてThunderbitも紹介します。
Lushaの導入を迷っている方、もっと自由度の高いツールに乗り換えたい方、そして2025年のリード獲得やウェブスクレイピングの動向を押さえておきたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。利用者の生の声、料金の中身、Thunderbitとの違いまで、判断材料を一気に揃えます。
Lushaとは?会社の成り立ちと主力プロダクト
LushaはB2B領域で広く知られた営業インテリジェンスプラットフォームです。創業は2016年、Yoni Tserruya氏とAssaf Eisenstein氏の二人が立ち上げました。営業担当者がデータを持ち寄る、世界最大級のクラウドソース型コミュニティを築くという発想が出発点です。その後、資金調達は累計2億ドルを超え、企業価値は15億ドル以上と評価されています(TechCrunch)。
Lushaが武器にしているのは、企業の連絡先——メール、直通電話、会社情報——をその場で見つけ、しかも検証できる点です。保有するビジネスプロファイルは1億5,000万件以上。クラウドソーシングと提携、そして独自技術を組み合わせ、データの鮮度を保ち続けています。
主なプロダクト
- Chrome拡張機能: Lushaの看板機能です。LinkedInや企業サイト、各種ディレクトリを見ている最中に、ワンクリックで連絡先を呼び出せます。
- Webプラットフォーム: ブラウザのダッシュボード上で、業種・地域・役職などからリードを検索し、ターゲットリストを組み立てられます。
- API・CRM連携: 手元のリストを補強したり、SalesforceやHubSpotといった主要CRMへ自動でデータを流し込んだりできます。
- コンプライアンス対応: GDPRやCCPAに準拠し、登録された連絡先にはオプトアウトの仕組みも用意されています。
おさえておきたい機能
- 連絡先の発掘: 検証済みのメールや電話番号をその場で取得。
- プロスペクト検索: 企業規模・業種・役職・地域などで対象を絞り込み。
- リストの一括作成: アウトリーチ用のリードリストをまとめて書き出し。
- CRM連携: 取得した連絡先を直接CRMへ送信。
- チーム管理: 上位プランではクレジットの共有やユーザー管理にも対応。
- データエンリッチメント: 既存連絡先の欠けた情報を自動で補完。
要するにLushaの魅力は、専門知識ゼロでも意思決定者へ最短距離でたどり着けることに尽きます。
どんな人がLushaを使っているのか

中心になっているのは、やはりB2Bの営業チームと事業開発チームです。営業担当やSDR、アカウントエグゼクティブがLinkedInや企業サイトでリードを探す場面で、Lushaは時短の効果をはっきり実感できます。それ以外にも、活躍する場面はいくつもあります。
- マーケティング: インバウンドで入ってきたリードの情報を補い、ターゲットリストやセグメントを磨き込む用途。
- 採用・リクルーター: 候補者の連絡先を直に取得。希少な職種を狙うときほど効きます。
- スタートアップ・中小企業: 専任のデータチームがなくても、大企業並みの情報にアクセスできます。
- 大手企業: CRMと連携させ、大規模なアウトリーチを回す土台に。
利用実績も大きく、世界27万社以上、80万人を超える営業担当者が使っており、GoogleやDropbox、Uberといった名だたる企業も導入しています。セルフサービスで始められて価格も手頃、ITスキルも問わない——この三拍子が幅広い支持を集めている理由でしょう。
ただし注意点もあります。LushaはあくまでB2Bの連絡先データに特化したツールです。EC、不動産、SNS、独自のディレクトリなど、別ジャンルのサイトからデータを取りたい、もっと自由にデータを使い倒したい、という段になると、物足りなさが顔を出します。
Lushaの料金プラン:実際いくらかかるのか
Lushaはクレジット制を採っています。連絡先を1件表示するたびにクレジットを1つ消費する、という仕組みです。2025年時点の主要プランを整理しておきましょう。
無料プラン
- 月70クレジット(メール70件、またはメールと電話の組み合わせ)
- プロスペクトの基本機能、Chrome拡張、CRM連携
- 1ユーザーのみ(チームでの共有は不可)
Proプラン
- 1ユーザーあたり月$29.90(年払いなら月$22.45)
- 年間3,600クレジット(ユーザーあたり月500件)
- 最大3ユーザーまで(追加分は別料金)
- 連絡先検索・拡張・連携をフルに利用可能
Premiumプラン
- 1ユーザーあたり月$69.90(年払いなら月$52.45)
- 年間9,600クレジット(ユーザーあたり月1,000件)
- 最大5ユーザーまで(追加分は別料金)
- 高度なフィルター、チームのクレジット管理、優先サポート
Scale(エンタープライズ)プラン
- 個別見積もり
- 大量クレジット、ユーザー数無制限、API利用、SSO、専任担当
ここは押さえておきたいポイントです。
- クレジットは月ごとの付与、年払いなら一括付与になります。
- 利用が伸びれば、クレジットやユーザーの追加にも対応できます。
- 無料プランはお試しには十分ですが、本番運用ではあっという間に上限に届きます。
- 大量のデータを扱う場合や大人数のチームでは、上位プランの料金がじわじわ効いてきます。
多くのユーザーにとって、Lushaの価格は削減できる時間を考えれば妥当な水準です。ただしデータ量が増えるほどコストも跳ね上がりやすい——この一点は頭に入れておきましょう。
利用者の評価:実際の評判はどうか
ツールを選ぶときは、必ず使っている人の声に目を通すようにしています。LushaにはG2、Capterra、Trustpilotなどに数千件のレビューが集まっています。ざっくりまとめると次の通りです。
スコアの全体像
- G2: 4.3/5(1,400件以上)
- Capterra: 4.0/5(300件以上)
- Trustpilot: 1.7/5(消費者からの苦情が多め)
これはB2Bツールにありがちな傾向です。ビジネス利用者の満足度は高い一方で、一般消費者からのレビューはどうしても辛口になります。自分の情報がデータベースに載っていることへの不満が代表例ですね。
評価されているところ
- 使いやすさ: 「リードの連絡先がすぐ出てくる」「Chrome拡張が便利」
- 時短効果: 「ターゲット探しの手間が一気に減った」
- データ精度: 多くの業界で最新の情報が得られ、メールの到達率も改善
- CRM連携: 「Salesforceへの書き出しがスムーズ」
引っかかるところ
1. データの網羅性と精度にムラがある
大手企業やメジャーな業界では精度が高い反面、ニッチな市場や中小企業になると、情報が古かったり、そもそも載っていなかったりします。
- 「連絡先が古い、あるいは抜けている」
- 「専門業界だとリストに見当たらない」
- 「電話番号がもう使われていなかった」
特定の層をピンポイントで狙う場合は、別の情報源や手作業での確認を併用する必要が出てきます。
2. クレジット制ならではの窮屈さ
クレジット制はコストを読みやすい反面、制約として感じる場面もあります。
- 「無料プランだとクレジットがすぐ尽きる」
- 「使い込むほど、常に残量を意識しなければならない」
- 「高度な機能は上位プランでないと触れない」
利用量の見積もりを外すと、すぐ上限に達して追加購入かアップグレードを迫られます。
Lushaレビューの総括
Lushaは、B2Bのリード獲得を効率化したい人にとって、学習コストが低くすぐ戦力になる優れたツールです。スタートアップや中小企業、伸び盛りの営業チームには、はっきりとした時短効果をもたらします。
一方で、データの網羅性を重視したい場合——とりわけニッチな市場では——、あるいはビジネスディレクトリ以外の多様なサイトからデータを取りたい場合、データ活用の柔軟さを求める場合には、Lushaだけでは手が届かない領域が出てきます。クレジット制も使い方次第でコストが膨らみやすく、アウトリーチや自動化、CRM管理まで考えると、他ツールとの併用が前提になることも少なくありません。
つまり、LushaはB2Bの連絡先発掘における入門〜中級ツールとしては申し分ありません。ただ、より高い機能性・柔軟性・コストパフォーマンスを狙うなら、選択肢を広げて検討する価値は十分にあります。
Thunderbit:誰でも扱えるAIウェブスクレイパー
ThunderbitはAIウェブスクレイパーのChrome拡張機能で、あらゆるサイトからデータを抽出できます。ビジネス職、営業・マーケティング担当、不動産やEC事業者、そして日々のルーティンを自動化したいすべての人に向いています。
Thunderbitが強いポイント
- AIで操作がとにかく簡単: 「AIでカラム提案」を押せば、AIが最適な抽出のしかたを自動で判断します。あとはカラムを微調整して「スクレイピング開始」を押すだけ。コーディングもXPathも要りません。
- サイトもPDFも画像も対応: LinkedIn、Amazon、Zillow、Instagram、Shopify、さらにPDFや画像まで、2クリックでデータ化できます。
- サブページを自動で巡回: 商品ページやプロフィールのリンク先など、各サブページもAIが自動でたどり、データを厚くします。
- すぐ使えるテンプレート: 人気サイト向けのテンプレートを使えば、面倒な設定なしにワンクリックで書き出せます。
- データ書き出しは無料: Excel、Google Sheets、Airtable、Notionへ追加料金なしで出力できます。
- AIで自動入力: オンラインフォームの入力やワークフローもAIにお任せ。選んでエンターを押すだけです。
- スケジュール実行: 指定した時刻とURLで自動スクレイピング。設定もシンプルです。
- メール・電話・画像の抽出: どんなサイトからでも、ワンクリックでメール・電話番号・画像を完全無料で取り出せます。
- 画像・ドキュメント解析: PDFやWord、Excel、画像といった非構造化ファイルからも、AIが表を抜き出してデータに整えます。
Thunderbitが向いている人
- 営業・マーケティング: どんなサイトからでもターゲットリストを作り、CRMを補強し、プロスペクトを自動化。
- リクルーター: 求人サイトやLinkedIn、企業サイトから候補者情報を抽出。
- EC事業者: 商品データやレビュー、価格をマーケットプレイスから取得。
- 不動産業者: 物件情報や連絡先、詳細データを不動産サイトから収集。
- リサーチャー・アナリスト: ニュースサイトやディレクトリ、学術リソースからデータを収集。
- 手作業とコピペに疲れたすべての人: データ入力や情報収集の負担を大きく減らせます。
Thunderbitの料金:手頃で、柔軟で、わかりやすい
Thunderbitはクレジット制(1クレジット=出力1行)です。主なプランは次の通りです。
| Tier | Pricing (Monthly) | Pricing (Yearly) | Yearly Total Price | Credits (Monthly) | Credits (Yearly) |
|---|---|---|---|---|---|
| Free | Free | Free | Free | 6 pages | N/A |
| Starter | $15 | $9 | $108 | 500 | 5,000 |
| Pro 1 | $38 | $16.5 | $199 | 3,000 | 30,000 |
| Pro 2 | $75 | $33.8 | $406 | 6,000 | 60,000 |
| Pro 3 | $125 | $68.4 | $821 | 10,000 | 120,000 |
| Pro 4 | $249 | $137.5 | $1,650 | 20,000 | 240,000 |
- 無料プラン: 6ページ分のスクレイピングが可能(1ページあたりの行数は無制限)。無料トライアルなら10ページまで試せます。
- データ書き出しは完全無料: Excel、Google Sheets、Airtable、Notionへの出力に追加料金はかかりません。
- メール・電話・画像の抽出も無料: 隠れたコストは一切ありません。
詳しくはThunderbitの料金ページをご覧ください。
Thunderbit vs. Lusha:機能比較早見表
両者の違いを、要点だけ並べてみました。
| Feature | Thunderbit 🚀 | Lusha 📇 |
|---|---|---|
| Primary Use Case | AIでどんなウェブサイトもスクレイピング 🌐🤖 | B2B連絡先の発見・情報補完 🏢📞 |
| Ease of Use | AIカラム提案&2クリックで超簡単 ✨🖱️ | B2B用途は簡単だが対象サイトが限定 📊 |
| Supported Websites | すべてのウェブサイト・PDF・画像・ドキュメント 📄🖼️ | ビジネスディレクトリ・LinkedIn・企業サイト 🔗🏢 |
| Subpage Scraping | あり(AIが自動巡回・データ充実)🧠📍 | なし 🚫 |
| Instant Templates | あり(Amazon、Zillow、Instagram、Shopify等)📦🏠📸🛍️ | なし 🚫 |
| Data Export | Excel/Google Sheets/Airtable/Notionへ無料 📤📊📋 | 上位プランで制限あり・追加費用も 💸📉 |
| Email/Phone/Image Extraction | どんなサイトでも無料・ワンクリック ✉️📱🖼️ | データベース内のビジネス連絡先のみ 📇 |
| AI Autofill | あり(完全無料)🤖✅ | なし 🚫 |
| Scheduled Scraping | あり(簡単設定・全サイト対応)🗓️🔁 | なし 🚫 |
| Bulk List Building | どんなサイト・データも一括取得 📈🧾 | Lushaデータベースのみ 📚 |
| CRM Integration | Sheets/Airtable/Notion経由で簡単連携 🔄📤 | Salesforce・HubSpot等に直接連携 🔌📇 |
| Pricing | 無料プラン+月$15~(明朗・低価格)💰✅ | 無料プラン+月$49.90/ユーザー~(クレジット制で割高)💳📉 |
| Learning Curve | 最小限(AIが自動化)📚🧠 | B2B用途は簡単だが柔軟性は低い 🚶♂️➡️🧱 |
| Advanced Automation | あり(スケジュール・AI自動入力・ドキュメント解析)⚙️📑🤖 | なし 🚫 |
| Data Privacy | ユーザー主導のスクレイピング・クラウドソースなし 🔒👤 | クラウドソース型データベース・プライバシー懸念も ⚠️📡 |
| Best For | 営業・マーケ・採用・EC・リサーチ・誰でも 🧑💼🛒🔍 | B2B営業・マーケ・採用 📈🧑💼 |
結論:2025年に選ぶならThunderbit

両方を実際に使い込み、数百件のレビューにも目を通したうえでの私の結論はこうです。
- Lushaは、B2Bの連絡先発掘に集中したい人に最適。 LinkedInや企業サイトでのリード獲得を手早く回したいなら、軽快でスピーディーに使えます。
- 一方、機能性・柔軟性・コスパを重視するならThunderbitが圧倒的に有利。 サイトを問わずデータを抜き出し、繰り返し作業を自動化し、書き出しも無料。AI搭載で誰にでも扱いやすく、個人や小さなチームにも届く価格設定です。
クレジットの上限に振り回されたくない方、ビジネスディレクトリの外にも踏み出したい方、成長に合わせて柔軟に使いたい方は、ぜひ一度Thunderbitを試してみてください。Chrome拡張はこちらから無料でダウンロードできます(クレジットカード不要)。
実力を肌で感じたい方は、無料トライアルの登録からどうぞ。
よくある質問
Q1: Thunderbitは本当にどんなサイトもスクレイピングできますか?制限はありますか?
はい。ThunderbitはEC、不動産、SNSなど、ほぼすべてのサイトに対応しています。AIカラム提案がさまざまなサイト構造を読み取って柔軟に合わせてくれます。ごく一部、強固に保護されたサイトでは追加の手順が要ることもありますが、99%のケースでは難なく使えます。
Q2: Thunderbitは個人だけでなくチームでも使えますか?
もちろんです。個人から小規模チーム、大きな組織まで幅広くカバーします。書き出しの共有、テンプレートの共同利用、ニーズに応じたスケールアップにも対応しています。
Q3: スケジュール実行やワークフローの自動化もできますか?
できます。スケジュールスクレイパーとAI自動入力を使えば、定期的なデータ抽出もフォーム入力も自動化できます。CRMやスプレッドシート、データベースの鮮度を保つのも手間いらずです。
関連リンク
ウェブスクレイピングや自動化、AIによるデータ抽出をさらに深掘りしたい方は、以下のリソースもどうぞ。


